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吉良吉影は静かに過ごせない ◆TEF4Xfcvis 深い深い森の中、拓けた処に一軒の温泉宿が静かに建っていた。 きちんと整備されているもののそこに人気はなく、なにより宿に通じる道が全く存在しなかった。 何のために建てられたのかを知る術はないが、この場においてそれを考える必要はないだろう。 なぜならすでにここを含む一帯はそれを上回る非条理に覆われているのだから……。 「ふむ……此処ならば静かに過ごせそうだな」 その温泉宿の前で、吉良は一人呟いた。 地図とGPSを頼りに近場で最も他人に遭遇しそうになく、休めるところを探してつい先ほどここに辿り着いたのだ。 此処に行く途中にゴミ処理場があることは知っていたがそのようなところで寛ぐのは何となく嫌だったらしい。 中に誰もいないのを確認するとさっそく彼は宿の扉を押して中に入った。 当然ではあるが、中は暗く、ネズミ一匹の気配も感じられなかった。 吉良は辺りを一瞥し、案内板を確認するとツカツカと奥の方へ歩いて行く。 目指すは、浴場。 山中を何時間も歩いたことによっていささかの疲労が溜まっていたため、吉良にとっては有り難いことだったが。 が、電気が点いていないということは、即ち温泉も機能しているかどうか怪しいということである。 故に彼は真っ先に浴場の方へと向かったのだ。 結論からいえば、その心配は杞憂に終わった。 浴場は露天風呂となっており、そこからは湯気がもうもうと湧き上がっている。 電灯は点いていないのに温泉のモーターやポンプはきっちりと作動しているのは何ともおかしなことではあるが、 吉良はさほど気に留めた様子も見せず、脱衣所の電気を点けて早速スーツを脱ぎ始めた。 * * * * * しばらくして、吉良の他にまた一人、温泉にたどり着いた者がいた。 「ここは……温泉?浴場かぁ……」 オレンジ色の奇妙なマスクを被った、傍目から見れば変質者ともとれるような格好をした男。 彼の名はウソップ、……いや、今は『しゃげキング』だが。 彼は目的を遂行するにあたり、地図に書かれている要所要所を虱潰しに調べることにした。 そのため、吉良よりもここに辿り着くのが遅れたのは必然のことだろう。 但し、ウソップにとっては此処も通過点でしかない。 仲間のために自らを偽り、人殺しを行う。 これを彼の仲間が知ったとき、仕方の無い事だと彼を笑って許してくれるのだろうか。 それとも、姿を偽り行動したことを叱責するのだろうか。 尤も、彼の仲間ならばそのようなことは気にしないだろうが。 ウソップもまた、吉良と同じように館内へと進入する。 やはり中は暗く、それに何より静かであるのがウソップの恐怖を駆り立てた。 抜き足差し足でじりじりとロビーを隈なく見て回る。 ふと、突き当たりの廊下の奥の方に光が灯っているのを確認した。 (……誰かいるのか?) ウソップは恐る恐る、それでも慎重にその光の方へ忍び寄っていく。 手にはピストル一丁。覚悟はすでに決まっている。仲間のために戦い抜くと彼は決めたのだ。 暖簾をくぐり、さらに奥の方へと向かっていく。 「ふう……実にいい湯だった」 脱衣所と書かれたドアの向こうから男の声が聞こえた。 ウソップには男が何と言ったのかはわからなかった。それどころではないほど心臓がバクバクと五月蠅かったのだから。 何時もならば有り得ないほどの緊張感を彼は感じていた。このような特殊な状況だからだろうか?それとも彼が一人だからか。 (大丈夫だ……やれる、やれる!出来る、出来る!) 一瞬の間をおいた後。彼は思いきりドアを開けて、前方にいるであろう姿も知らぬ男に銃を向けた。 「動くな!…………え?」 「なんだ君は。部屋に入る時はノックをしろと親に習わなかったのか?」 ウソップは先ほどの緊張は何処へやら、唖然とした様子で目の前の男を見る。 男は全裸だった。 * * * * * 「お、お前……ナニモンだ!?」 「何故名前を聞く必要がある。お友達が作りたければ他を当たれ。私は一人でいたいんだ」 目の前の男はパンツを穿きながら面倒臭そうにウソップに答えた。 気まずい雰囲気が流れるが、それを感じているのはウソップだけだろう。 ウソップは少し躊躇ってから、また男に質問した。 「じゃあ、なんで裸だったんだ?」 「そんなことも分からないのか?温泉に入っていたに決まっているだろう」 さらにズボンを穿き終えて、シャツに手をかけながら男は答えた。 その答えにウソップはまたもや唖然とする。 この殺し合いの最中に、風呂に入っている余裕があるなど彼には到底理解できなかった。 「で、何時まで私に銃を向けているつもりだ?」 言われて彼はハッとなったが、それでもまだ銃をおろすわけにはいかない。 自分がこうして銃を向けているにもかかわらず、目の前の男は余裕の態度で服を着ている。きっと何かあるに違いない。 そう、ウソップは確信したからこそ銃をおろさなかった。 そして彼は、服を着終えた男に言い放つ。 「いいや、まだおろさねえ。お前が危険かどうかわからないからな」 「フン、心外だな」 そうは言いつつもウソップの前にいる男―――――吉良吉影は内心イラついていた。 (ふざけるなッ!妙な覆面をしやがって……この私に銃を向けるなど一体どういう了見だッ!) しかし吉良は目の前の覆面男を十分あしらえると確信していた。 すぐに撃ってこなかったということは、無差別な殺戮者ではないということ。ならば付け入る隙はあると思っていた。 (どうしても退かないなら私のキラークイーンで殺してやってもいいが……それにはまだ及ぶまい) 「では……どうしたら私が危険でないと信用してもらえるんだ?」 「お前のバッグの中の武器を全て出せ!」 この状況下でこのようなことを言われても従うものは殆どいないだろう。 自分の武器を失うということは即ち身を守る手段が無いということ。普通の人間ならば到底聞けるものではない。 それを見越してウソップはこう言ったのだが、 「それならそこのバッグを自分で探れ。銃が入っている筈だ」 吉良はあっさりと答えた。 ウソップは一度吉良を睨みつけ、右手に銃を持ち、それを吉良に向けたままバッグを探りに行く。 「だけど信じられねえな……」 「何がだ?」 「どうして武器を失って平然としていられるんだ?」 静寂。 (畜生……そういうことかッ!) 吉良は表情には出さないものの自らの軽率さを恥じる。 さっきの返答は、武器を失ってもスタンドがある、という彼の地震によるものだが、今の場合はそれが逆に仇となってしまった。 武器を失うことに何の躊躇いも持たない吉良に、結果としてウソップは余計に疑念を持つことになったのだ。 「まだ何かあるんだろ?武器がなくても余裕でいられるその理由が!」 「ああ……そうだな」 (仕方ない……ここで始末するか) 吉良はウソップを見据え、キラークイーンを発動させる。 二メートルもあるかと思われる桃色をした体躯が吉良の背後より現れる。 その瞬間、ウソップは引き金を引いた。 銃弾は真っ直ぐに吉良を目がけて飛び出す。 しかし吉良は少しは驚いたものの驚異的な速度でスタンドにより自らの体を逸らし、弾丸を回避した。 間髪入れずに二発目の銃弾が吉良を襲う、が、今度はキラークイーンの拳により弾丸を弾く。 その間に吉良は柱の陰に隠れ、体勢を立て直す。 (スタンドを出したと同時にいきなり撃ってくるとは……まるでキラークイーンを確認したかのような……) そこではた、と気づき、驚愕する。 「馬鹿な……貴様、見えているのか!?」 答えは返ってこない。 三発、四発と銃弾が柱を掠めるが、吉良には当たらない。 (スタンド使いか?いや、なんにせよもうここでケリをつけるしかない。ならば……) 「行け、第二の爆弾『シアーハートアタック』」 すると、キラークイーンの左手の甲から丸い物体がゴトリと床に落ちる。 ソレにはキャタピラが付いており、ドクロのマーク、いや、顔があしらわれている。 「お前は私の平穏を妨げる『トラブル』であり『敵』というわけだ……よってお前を」 吉良は恐らく近くにいるであろうウソップに言葉を紡ぐ。 「始末するッ!」 死神の疾走が始まった。 (なんだアレ……人形か?それにしてはいきなり現れたけど……なんにせよアイツは危険だ。 ルフィ達が会う前に倒さないと……) 前より落ち着きはしたものの、やはりウソップはビビっていた。 確実に狙ったと思った銃弾が巨大な人形に弾かれたのだから。 「男の方を狙うしかないかなァ……」 (そうは言ってもこの場所はどうも遮蔽物が多すぎる。なんとかしてヤツをここから追い出さないと) そんなことを考えていると、ウソップの耳に何やら地面を転がるような音が入ってきた。 「な、なんだ?」 前を見るが何もいない。しかし音は近付いてくる。 「何処だ!出て来い!」 「コッチヲ見ロォ~」 「え?」 後ろだった。 「ギャアアアアアアアア!!」 絶叫が室内に響き渡る。 「シアーハートアタックからは誰も逃れられん。じゃあな」 吉良はデイバッグを担ぎ、脱衣所を後にする。 「ああっ!オイ、待て!」 シアーハートアタックの追走から必死に逃れながら叫ぶも、吉良を止めるには至らない。 「チクショウ!」 自分に迫る髑髏のボールに銃弾を撃ち込む。 だが、確かに銃弾が当たったはずなのにソレは傷一つ付くことがなく疾走を続ける。 ウソップは慌てて浴場へ入りドアを閉めるが、そのドアすらもブチ破ってウソップを追跡した。 「しまった、行き止まりだ!」 そう気づいたものの、時既に遅し。シアーハートアタックから必死に逃れようとするも 湯船を隔てた壁側で行き詰ってしまう。 「あ……ああ……」 自分に迫ってくるそれが一体どういった攻撃をしてくるのかは知らないが、きっととてつもなくヤバいものだと ウソップは感じた。 髑髏のボールはカタカタ笑いながらキャタピラを回転させ、ウソップへと物凄いスピードで近づく。 そしてそのままウソップの顔面へ目がけて―――――― ボチャン ――――――飛び出さなかった。 「え?」 湯船へと落下した……というよりは飛び込んで行ったソレはウソップへの追撃を止め、お湯の中をグルグルと 回り続け、壁に衝突している。 「な、何が起こったのかさっぱりわからねーが……今のうちだ!」 彼は急いで浴場のドアへと向かった。 吉良吉影は宿の外に出ていた。 シアーハートアタックが戻るまでキラークイーンは未だに出たままである。 (全く……なんという一日だ。地図に書かれている場所の方が行きやすいのは確かかもしれん。 ならばそうだな、森を抜けてみるか。) GPSで方向を確認して、足を進めたそのときだった。 「待て!!」 何、と後ろを振り返る。果たしてそこにはシアーハートアタックに爆殺されたであろうウソップの姿があった。 「……何故だ。スタンドが見えるのはまだいい。だがどうやって私のシアーハートアタックから……」 「なんだか知らねーがあのドクロは湯の中に落ちてったぜ!」 (何?……クッ、そういうことか!) シアーハートアタックは体温以上の熱を感知してそれを追跡する自動追尾型爆弾である。 通常ならばそれで充分なのだが、別の場所により高い温度の物体があるとそちらに向かってしまうのだ。 温泉の温度はウソップの体温よりも高かったので、そのまま水に落ちていったというわけである。 「もうお前は逃がさねえぞ」 「それはこちらのセリフだ、馬鹿め!」 両者の距離は10メートルほども離れていた。 一見すれば銃を持っているウソップの方が有利に見えるが、何故か吉良も銃を手にしている。 「先程に私から銃を奪っておかなかったのは失策だったな」 「あ゛!」 そう、実はウソップはあの時に銃を探しきれていなかったのだ。 結局、銃は吉良のバッグの中に入ったままだったのである。 (くっそお~!あの人形さえなけりゃ楽なんだろうけど……そうだ!) ウソップは素早く森の中へと飛び込む。吉良はそれを見て銃を撃ち込むが、木に阻まれて当たらなかった。 (確か支給品の中に……あった!) 一方、吉良はまだ近寄ることはなくその場で待機している。 (シアーハートアタックを取りに戻りたいところだが……今はまだその時期ではない。 しかしあの覆面、何をするつもりだ?) 突如、メキメキと木が折れる音がした。 「うあああああああああっ!」 叫び声とともに木を薙ぎ倒し、現われたのは巨大な戦車だった。 戦車といっても、さながらヘレニズム時代のものを思わせる古風なものだが、それを牽いているのは馬ではなく 隆々と筋肉をうねらせる二頭の牡牛だった。 それらの蹄が地を蹴り、戦車を牽きながら猛然とした勢いで吉良を轢き潰さんと突進してくる。 すぐさま吉良は右に飛び退くが、まさに地を削る程の戦車の蹂躙で礫が吉良へと飛んでいく。 キラークイーンで防御したものの、吹き飛んだ土砂により少なからずダメージを受けた。 (ぐっ……あんなものに当たったらひとたまりもないな) それは素人目から見てもわかることだが、それでもスピードは見切れるレベルだった。 おそらく乗り手が慣れていないのか。 「それならば……」 (まだ乗りなれないけどしばらくしたら大丈夫だろう。隙を見てその時に……狙い打つ!) 戦車の振動に体が安定していないウソップではあったが、確かにしばらくすれば普通に乗ることができるだろう。 そしてUターンをして、再び吉良の方へと突進する。吉良も避けるのに精一杯で、とても銃を撃てないし、人形も 防御に回している。勝てる、とウソップは確信した。 そして3度目の追撃。 ふと、視界の端に小石が映る。戦車が跳ね飛ばしたものだろうか? ならばそんなことは気にしていられない。今はただ、目の前の敵を倒すことに集中するだけ――――― ―――――ウソップの世界が、爆ぜた。 (な……何が?……) くらくらとした意識で自らの状況を確認する。 (戦車から落ちたのか?何で?……体が痛え) 必死に立ち上がろうと両手をつく、が、右へと倒れてしまう。 (右手の感覚が無い…………え?) ウソップの右腕が、肘のあたりからごっそり無くなっていた。 「うわああああああああああああッ!」 絶叫が響く。 彼は何も考えていない。ただ、腕の痛みと、右腕を失った喪失感が彼の覚悟や決意を粉々に砕いていく。 「五月蝿いなクソカスが。おとなしくしてろ」 そう言いながら、吉良はウソップと共に放り出された銃やバッグの中身を自分のバッグに移し替える。 「フン、普通に戦っていればまだ勝機はあったものを」 キラークイーンはただ突っ立っているだけの人形ではない。キラークイーンが右手の指で触れたものは 爆弾に変えることができる。さっきもこれで小石を爆弾に変え、ウソップの眼前で爆発させたのだ。 少し遠かったために、ウソップは即死に至らなかったが。 そしてキラークイーンがウソップの頭に指先で触れる。 「ま……待てっ!まだ勝負はついてない!」 「何だ?衝撃で頭がおかしくなったのか?……まあいい。私の『攻撃』はすでに終わっている」 ウソップにはその言葉の意味が理解できない。だが、理解する必要はなかった。 彼の命はもう終わっているのだから。 キラークイーンが右手の親指をスイッチを押すように下ろす。 それと同時に、ウソップの全身は今度こそ弾け飛び、文字通り世界から消滅した。 「名前は知らなかったが……私にはどうでもいいことだ。ああ、それとシアーハートアタックを回収しに 行かないとな」 ふと、吉良はやけに疲れが溜まっていると感じた。 何故なのかは分からなかったが、単に戦闘をして疲れただけなのだろうと考えた。 吉良は乗り手を失い停止したままの戦車をデイバッグに収め、再び宿の中へと戻った。 【B-7 温泉/1日目 黎明】 【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:中度の疲労 [能力]:スタンド「キラー・クイーン」 [装備]:ニューナンブM60(残弾4/5)、GPS、 [道具]:支給品一式×3 、スチェッキン・フル・オートマチック・ピストル(残弾15発)@BLACK LAGOON、 スチェッキンの予備弾倉×1(20発)、神威の車輪@Fate/zero、 不明支給品0~2(ウソップの分が0~1、土御門から奪った分が0~1) [思考・状況] 1・なるべく戦闘に参加しない。どうしても必要な時において容赦なく殺害する。 2・東方仗助、広瀬康一は始末する 3・森を抜ける。 ※参戦時期は単行本39巻「シアーハートアタックの巻⑩」から。シンデレラによる整形前の顔です。 また、第三の爆弾バイツァ・ダストは使えません。 ※キラー・クイーンの能力制限にはまだ気が付いていません。(視認されているとは考えています) ※ウソップは粉微塵になって死亡しました。「お父さん帽子@あずまんが大王」も同時に消滅しました。 ※男湯はシアーハートアタックによりボロボロです。女湯は無事です 【神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)@Fate/Zero】 アレキサンダー大王の伝説に登場する戦車。 速度や威力は制限されているものの、当たれば絶大なダメージを誇る。 付属でついている牛を殺したり、乗り手を失うと戦車は止まる。 【キラークイーン@ジョジョの奇妙な冒険】 第一の爆弾、第二の爆弾、共に使用可能。 爆発の規模は家一軒破壊程度まで調整可能。但し、最大だとかなりの疲労が襲う。 爆発させられるのは人型ほどの大きさまでで、支給品は直接爆破できない。 【ウソップ@ワンピース 死亡】 それから30分後、がさり、がさりと草を踏み分ける音がした。 その音の主は異形の者。彼の名はミュウツー。戦闘により負傷した体を休めるためにここまで彷徨ってきたのだ。 「なんだこれは……」 ミュウツーは目の前の惨状に驚くと同時に、警戒心を高めた。 建物の前では何本もの木々が薙ぎ倒され、地面にはなにやら削られた跡がある。 「すでに去った後か」 地面に染み込んでいる血の飛翔末を見咎め、宿の中へと入った。 しばらく中を徘徊し、二階へと上る。 二階は客室になっており、ミュウツーはその中の一つに入ることにした。 「電気をつけなければ……気づかれることはあるまい」 そしてミュウツーはそこで暫くの休息を取ることにした 【B-7・温泉/1日目 黎明】 【ミュウツー@ポケットモンスターSPECIAL】 【装備】:なし 【所持品】:基本支給品一式、不明支給品0~2個(確認済み) 【状態】:健康 大ダメージ(じこさいせい中) 【思考・行動】 1:マスター(カツラ)を救う為、24時間以内に参加者を32人以下まで減らす。 2:体を休める。 3:魅音かハクオロが細胞を移植し、自分を追ってきたら相手をする。 ※3章で細胞の呪縛から解放され、カツラの元を離れた後です。 念の会話能力を持ちますが、信用した相手やかなり敵意が深い相手にしか使いません。 ※念による探知能力や、バリアボールを周りに張り浮遊する能力は使えません。 ※じこさいせいは直りが遅く、完治には数時間以上を要します。 ※名簿を見ていないため、レッド、イエロー、サカキの存在を知りません。 ※ギラーミンに課せられたノルマは以下のとおり 『24時間経過するまでに、参加者が32人以下でない場合、カツラを殺す。 48時間経過するまでに、ミュウツーが優勝できなかった場合も同様。』 ※カツラが本当にギラーミンに拉致されているかは分かりません。偽者の可能性もあります。 ※この時点で吉良吉影はすでに温泉から去っています。 時系列順で読む Back ネズミの国 Next Believe 投下順で読む Back ネズミの国 Next Believe 小鳥遊無双? 吉良吉影 吉良吉影は挫けない 嘘と嘘の狭間で ウソップ 死亡 我はここに在り ミュウツー コードギアス ナナリーと旅館三騎士
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キャラ名 +目次 プロフィール 概要基本 長所 短所 コマンド表 コマンド表 技解説通常技 特殊技 投げ技 必殺技 ハートヒートアタック グレートヒートアタック コンボ その他関連動画 台詞集 コメント欄 プロフィール [部分編集] imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fb6501ca.jpg) 本名 キャラ名 プロフィールプロフィール スタイル スタンド 星の白金 (スタープラチナ) 登場部 第3部 スターダストクルセイダース 声優(日本語) 〇〇 概要 [部分編集] 基本 長所 短所 コマンド表 [部分編集] コマンド表 分類 技名 コマンド 備考 特殊技 技名 コマンド 技名 コマンド 必殺技 技名 コマンド ├→技名 ├→コマンド └→技名 └→コマンド 技名 状態/コマンド 技名 コマンド ハートヒートアタック 技名 コマンド グレートヒートアタック 技名 コマンド スタイル 技名 コマンド その他 技名 コマンド 技解説 通常技 [部分編集] 本体 通常技 ダメージ 属性 解説 立ち弱 14 - 解説 立ち中 24 - 解説 立ち強 37 - 解説 屈弱 13 - 解説 屈中 22 - 解説 屈強 36 - 解説 J弱 16 - 解説 J中 21 - 解説 J強 38 - 解説 スタンド 通常技 ダメージ 属性 解説 立ち弱 15 - 解説 立ち中 25 - 解説 立ち強 38 - 解説 屈弱 14 - 解説 屈中 23 - 解説 屈強 37 - 解説 J弱 18 - 解説 J中 28 - 解説 J強 39 - 解説 特殊技 [部分編集] 通常技 ダメージ コマンド 属性 解説 技名本文 ダメージ本文 コマンド本文 属性本文 解説本文 投げ技 [部分編集] 通常技 ダメージ コマンド 属性 解説 技名本文 ダメージ本文 コマンド本文 属性本文 解説本文 必殺技 [部分編集] 通常技 ダメージ コマンド 属性 解説 技名本文 ダメージ本文 コマンド本文 属性本文 解説本文 ハートヒートアタック [部分編集] 通常技 ダメージ コマンド 属性 解説 技名本文 ダメージ本文 コマンド本文 属性本文 解説本文 グレートヒートアタック [部分編集] 通常技 ダメージ コマンド 属性 解説 技名本文 ダメージ本文 コマンド本文 属性本文 解説本文 コンボ [部分編集] コンボ ダメージ コマンド ダメージ 解説 その他 [部分編集] 関連動画 台詞集 +クリックで展開 アピール あああ 勝利時 あああ 登場時 あああ コメント欄 情報を提供したい、または間違いを修正したいけどwiki編集法がわからない、自信がない、面倒だという方はこちらのコメント欄にお願いします。 その他意見もこちらへどうぞ。 (質問はよくある質問のコメント欄によろしくお願いします。) 名前
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← 「………ぎゃああああぁぁぁ!!!俺様のチ〇ポがああああぁぁぁ!!!」 違和感の正体に気づくと同時にアーマージャックに激痛が走る。 例え本来は支給品であり、自身のものでなかった馬のチンチンでも、性感帯の刺激による快楽を伝えるためか神経は肉体に接続されていたようだ。 アーマージャックの悲鳴が辺りに響く。 アーマージャックは股間を抑えながら悶絶して仰向けに倒れる。 『コッチヲ 見ロ』 そんな声がどこからともなく聞こえて来た。 声は今まで聞いたことのないものであり、この場にいる人間から発せられたものとは思えなかった。 「ああっ!?!」 アーマージャックは痛みに耐え混乱した状態のまま声の方向へと顔を向ける。 そいつは、倒れたアーマージャックの顔のすぐ横に居た。 それは、どくろの顔やまるで戦車のようにキャタピラのついた謎の物体であった。 先ほどの声はその物体から発せられたようだった。 『コッチヲ見ロ!コッチヲ見ロォ!!』 物体はそう叫びながらアーマージャックの顔に飛びつく。 「うわああああ!?!」 キャタピラに顔をこすられながらアーマージャックは叫ぶ。 「この…離れろお!!」 アーマージャックは股間を抑えていた手を顔に引っ付く物体を掴む。 「うおおおおお!!」 アーマージャックは強引に物体を顔から引き離し、それを放り投げようとする。 『カチッ』 アーマージャックが手を放す直前、物体からまるでスイッチが入ったかのような音が聞こえた。 「おりゃあ!!」 『ドグオオオ!!』 「ぐああっ!!」 アーマージャックが物体を投げると同時に、何と物体から爆風と爆炎が生じた。 アーマージャックはその爆炎に驚き、怯んでしまう。 その爆風はアーマージャックに対して致命的な攻撃とはなっていない。 完全に無傷というわけではないが、ある程度はオーブ・サンダーブレスターとしての皮膚が爆炎を防いでいる。 それでも、火傷としてのダメージにはしっかり負っていた。 馬のチンチンが破壊されたためにその効力も切れ、防御力が下がった分爆炎のダメージが増えている。 ◇ (やれやれ…何とかうまくいったようだな) 爆弾に振り回され、もだえるアーマージャックの様子を見て吉良は自分の溜飲が下がっていることを実感する。 先ほど馬のチンチンを破壊した物体はキラークイーンの左手から発射された爆弾、シアーハートアタックである。 吉良は先ほどアーマージャックが刀を取り出そうとした隙を付いてシアーハートアタックを発射した。 キラークイーンの手で触れて爆弾にできるものが無い以上、自分に使える手段は第二の爆弾であるシアーハートアタックしかないと判断した。 元の世界では弱点が露呈したために使いものにならず、使用するのは久しぶりのことであったが、初見の相手であるアーマージャックには十分効果を発揮したようであった。 シアーハートアタックが相手の陰茎(馬のチンチン)に当たったのは狙ったわけではない。 シアーハートアタックは温度の高いものを優先的に攻撃する性質がある。 先ほど興奮して勃起状態になっていたこともあり、その部分の体温が他の部分よりも高くなっていたのだろうか。 とにもかくにも、吉良は何とか危機的状況を脱っすることはできた。 「ああくそっ!なんだこいつは!どっから出てきた!!」 『コッチヲ見ロォ――』 アーマージャックは今もシアーハートアタックに翻弄されている。 先ほどからずっと興奮したまま吉良に襲い掛かってきていたアーマージャックの体温はかなり高くなっている。 シアーハートアタックはアーマージャックをロックオンにしたまま止まらずに突撃する。 「この、うらあっ!!」 股間部の激痛に耐えながらもアーマージャックはシアーハートアタックをどうにかしようと奮闘する。 倒れていた状態から立ち上がり、シアーハートアタックを蹴り飛ばす。 だが、蹴り飛ばすだけじゃシアーハートアタックは止まらない。 『カチッ』 『ボグオオォ!!』 「ぐあああっ!!」 シアーハートアタックはたとえ触れたのがほんの一瞬だけでもアーマージャックの体温に反応し爆弾のスイッチが入る。 そして爆風や爆炎により相手の体表を傷つけていく。 (こいつ、かなり頑丈さまで兼ね備えているのか…?シアーハートアタックの爆発を何度か喰らっているのに耐えられるとは…) シアーハートアタックの爆発は相手の体にダメージを与えているが、それは人間を相手にした時よりも小さく、吉良は相手の厄介さを改めてよくかみしめる。 それでも何度かの爆発でダメージは与えられているため、このまま離れて逃げてしまえばいつかシアーハートアタックでも仕留めきれるかもしれないという思いが頭をよぎる。 (だが、その方法をとるわけにはいかないな) シアーハートアタックには弱点がある。 高温の物体を優先して攻撃するという性質は、言い換えれば高温の物体を他に用意でき、それを囮にすることができれば簡単に逃れられるということだ。 以前、吉良自身では気づいていなかったこの弱点を広瀬康一突かれ、そこから吉良吉影の正体を暴かれることに繋がった。 アーマージャックが弱点に気づくかどうかはともかく、吉良の安心のためにもシアーハートアタックだけにこの場を任せるわけにはいかないのだ。 (ここはやはり、キラークイーンの第一の爆弾でこいつを仕留める!!) 第一の爆弾を直接相手の体に触れさせ、内部から爆発させることができれば頑丈な体を持つ宇宙人が相手でも消滅させられるだろう。 次に選択するべきことは、第一の爆弾は手持ちの物体から作って使用するか、相手の体を直接触れて変化させて爆破するかという点だ。 どちらを選ぶとしても、ここで重要となるのは吉良自身が持つ支給品の存在だ。 前者の場合、爆弾にした物体をアーマージャックにぶつけなければならない。 しかし、アーマージャックはシアーハートアタックから逃れようと激しく動き回っており、今の距離から単純に爆弾を投げつけても確実に当てて仕留められる保証は無い。 猫草のようなものがあればもう少し何とかなったかもしれないが、そのための手段は無い。 そして吉良は今、支給品を後者の方向性で使用することを考えていた。 ◆ 「こうなったら…こうすりゃいいだけだろうがあああ!!」 アーマージャックは叫び、自分の指先から糸を放出する。 その糸はアーマージャックを襲うシアーハートアタックに絡みついていく。 『コッチ…ヲ…見ロ…』 「いい加減に止まりやがれえええぇぇ!!」 アーマージャックは腕を前に出し、シアーハートアタックが進もうとする方向とは逆方向に糸により引っ張られる力が働くようにする。 シアーハートアタックは今、アーマージャックの顔の辺りまでもう少しの点で動きを止められている。 それでもなお、シアーハートアタックは温度感知により前に進もうとしている。 「うおおおおぉぉぉ!!!」 このままでは埒が明かないと判断したアーマージャックは力を振り絞り、糸を出す両腕を大きく振った。 「おおおおおおお!!!」 アーマージャックは叫び、腕を限界を超えた力で回す。 そして、遠心力により、シアーハートアタックが絡みついた糸は遂にアーマージャックに対して外側の方へ向き、 シアーハートアタックもアーマージャックから引き離される。 「おおおおおおりゃあああぁぁ!!!」 アーマージャックはハンマー投げの要領でシアーハートアタックを糸ごと振り回す。 そして、ありったけの力を以て絡みつかせた糸を切り離し、シアーハートアタックをどこか遠くへと放り投げた。 アーマージャックは遂に、シアーハートアタックに力技で勝ったのであった。 「ぜえ、ぜえ…へ、へへ…。やったぜ…」 アーマージャックは心と体の疲労で倒れこむ。 胸のカラータイマーの光も、青から赤の点滅へと変わっている。 今回のような無茶ができたのは、オーブ・サンダーブレスターが持つ高い腕力があったからであろう。 さもなければ、このような方法でシアーハートアタックから逃れられることはできない。 イトイトの実を摂取していたことも彼にとっては大きかった。 だが、アーマージャックは一つだけ注意すべきものに目を向けていなかった。 パニックのままシアーハートアタックとの戦いが始まってしまったせいで、彼は自分が元々戦っていた少女のことを忘れかけていた。 「………あ、今度は、何だ、ありゃ」 倒れていたアーマージャックの視界に突如、新たに黒色をした細い謎の物体が現れた。 その物体は、アーマージャックの体へと降ってきた。 「ぐあっ!なんだこれは!?」 黒い物体はまるでスライムのようにアーマージャックの体に纏わりつき、タコやイカの触腕のごとく締め付けてきた。 アーマージャックはこれに対し抜け出そうと必死にもがくが、それは中々難しかった。 そんなアーマージャックの下へと、少女―吉良吉影が近づいてくる。 彼は、先ほどまでは所持していなかった謎の『筒』をその手に抱えていた。 「どうやら、上手くいったようだな」 「……おい、こいつはてめえの仕業か!?さっさと外しやがれ!!」 アーマージャックは怒りを叫ぶ。 しかし、吉良吉影はただ冷たい目を相手に向けるのみであった。 吉良がアーマージャックへと使用した品の名は『月に触れる(ファーカレス)』。 無数の触腕を操る筒状のアビスの遺物であり、中の触腕は極めて強靭で伸縮性も高い。 (正確には遺物ではなく、アビスの原生生物由来の加工物を筒に詰めた物。アビスでしか採取できないため遺物と扱われる) 吉良はアーマージャックを確実に仕留めるために、この遺物の触腕を用いて相手の体の拘束を試みた。 どうやら目論見通りにいったらしく、アーマージャックは体を動かせないようであった。 「………さてと、これでようやく君を殺せる時が来たというわけだな」 吉良はキラークイーンを出現させ、ゆっくりとアーマージャックの方へと距離を詰めていく。 シアーハートアタックも丁度このタイミングで放り投げられた場所から戻ってきたため、これはキラークイーンの左手へと戻しておく。 強敵であったためだいぶ遠回りとなってしまったが、これで邪魔者を除くことができる。 吉良は目の前の相手のせいで本来の予定が完全に狂ってしまっていた。 こいつが現れなければ、仗助の殺害も完了し、心の平穏を得ることができたはずだった。 アドバーグが気絶させられたことはまだ都合が良かったことと言える。 おかげでキラークイーンの能力を奴に見せずに済んだ。 それでも、吉良にとってアーマージャックがしたことは許しがたいことだ。 そして何よりも吉良にとって厄介であったことは、相手が単純に強かったという点だ。 接近戦に持ち込まれた時はかなり焦ることにもなった。 だが、それももう終わりだ。 動けない相手にキラークイーンで触れて爆破すればそれでもう終わりであるのだ。 ◇ (ちくしょう…!どうして俺がこんなことに…!) 完全に相手に逆転された状態になったアーマージャックは大きな屈辱感を味わっていた。 自分が調教するはずだった相手に身動きを封じられ、見下される。 それだけでなく、相手は自分を殺せる自信を持っている。 か弱い獲物だと思っていた相手が、今は死神に見える。 アーマージャックの中に『恐怖』の感情が現れる。 「…こっちに、来るんじゃねえ!!」 アーマージャックは倒れたまま寄生糸を発生させ、吉良の元に向かわせる。 見えない糸はたとえこの状態でも相手の体に寄生できる。 「…残念ながら、お前のしていることは無意味だ」 前の時と同じように、キラークイーンが吉良の周りで手刀を振るい、寄生糸を断ち切ってしまう。 先ほど入手したばかりで鍛えてもいないその糸は、たとえ見えなくとも破壊力Aを持つスタンドの攻撃で簡単に切れてしまう。 「…最後に少し、教えておこうか」 吉良がボソッと呟いた。 「私の名は『吉良吉影』。本来の性別は男。年齢33歳。かつては杜王町北東部の別荘地帯に自宅を構えていたが……とある事情で『川尻家』に移り住むこととなった。 「それに伴って仕事も『カメユーチェーン店』とは別の会社の社員をやることになったよ……次は、もう一度『中学生』をやることになるのだろうな。」 「ただ、今度は『女子中学生』となるからこれまでの男としての常識を改める必要もありそうだ。この体は『アイドル』だったらしいし目立たないための立ち振る舞いも初めは神経を使いそうだな……」 「きゅ、急に何を言っているんだてめえ…」 突然相手が長話をし始めたことにアーマージャックは戸惑う。 同時に、先ほど自分を殺すと宣言した相手の突然の話に不気味さを感じる。 そのためか、相手が実は男だったことへの驚きの方が薄くなってしまう。 「いや、お前に私の計画を邪魔されたことが腹立たしかったからな。始末する前に私のことを説明することでお前がしでかしたことを知ってもらおうと思ったんだ」 「………何だよ、やっぱあいつはてめえが殺ったってことかよ!」 「ひょっとして仗助のことを言っているのか?残念ながら、君のせいで『まだ』やるべきことをやれていないのだがね」 「はっ!てめえはやっぱ極悪人のクソガキじゃねえか!正義のヒーロー様に躾けられるという役割を放棄して恥ずかしくねえのか!!なあ!!?」 「……お前のくだらない理論はもう聞き飽きたよ」 「もがっ!」 キラークイーンの足がアーマージャックの顔を踏みつける。 「さてと…最後に一つ、教えておこう。私のスタンド『キラークイーン』は触れた物を何であろうと爆弾に変える能力を持っている」 「これからお前は私の爆弾で内部から消し飛ばされる。どれだけお前が頑丈であろうと、関係なしにな」 「な、何だとお…!」 吉良の言葉にアーマージャックはうろたえる様子を見せる。 口では強がっているが、その体は震えている。 かつて吉良は絶望した者の様子を『「肥えだめ」で溺れかけているネズミ』と表現したことがあるが、アーマージャックはまさにそのネズミに近づいてきている。 自分をかなり不快な思いにさせた者がこのような状態になるのは、吉良としてもなかなか爽やかな気分になっていく。 (さてと、何を爆弾にするべきか………む?) 爆弾を用いて殺害するだけなら選ぶのは何でもいい。 相手の体に直接触れる選択肢だってある。 ただ、明らかに強姦魔然とした相手の体に触れるのはどこか汚らわしい気もする。 先ほどシアーハートアタックが真っ先にペニスを破壊しに行ったのだって許容はまだ本当は出来ていない。 そんなことを考えていたその時、吉良はあることに気づいた。 「う〜ん……」 (………アドバーグが目覚め始めている!?時間をかけすぎたか!) 戦いにより移動していたため、少し離れた距離で倒れていた状態のアドバーグ・エルドルが目覚めかけていた。 (ちなみに東方仗助の方は一応まだ気絶したままの状態のようであった) これは、吉良にとって少々まずい状況だ。 アドバーグがスタンドを視認できるかどうかはともかく、キラークイーンの能力がバレるようなことになってはならない。 幸い、彼はまだ意識が朦朧としているらしく、吉良とアーマージャックの現状に気づいていない。 急いで殺害すればまだギリギリ気づかれないだろう。 「話はこれで終わりだ!『キラークイーン』!」 吉良はキラークイーンの足をどかし、爆弾に変えるために構え、指をアーマージャックの方へと向ける。 「あっ…!」 キラークイーンの手はアーマージャックの顔の方へと向かって行く。 もはや、アーマージャックの命は風前の灯火。 吉良吉影も、自分の勝利を確信していた。 ◇◆◆ 「う〜ん…あ痛たたた……」 頭を打たれたアドバーグ・エルドルはしばらくしてようやく目が覚めた。 側頭部にはまだ痛みが残っており、その部分に手を伸ばしてさする。 触ってみるとそこには大きめのこぶができていた。 吉良を突き飛ばす直前、アドバーグはこの世の者とは思えない人物を見た。 赤・黒・銀の体表を持つ筋骨隆々でつり目の怪人物。 アドバーグはそいつを魔物の一種か何かかと思った。 その魔物らしきものに対してキタキタ踊りを見せればよいだろうと思った瞬間、相手の方に先手を取られてしまった。 アドバーグに確認できたのは、そいつが何かを投げたことと、それが吉良に当たりそうになったということだけ。 彼は吉良をとっさに突き飛ばすことしかできなかった。 「…………そうだ!キラ殿は!?」 しばらくボーっとしていたアドバーグであったが、やがて自分の同行者のことを思い出した。 先ほど襲撃してきた存在は真っ先に吉良を狙ってきた。 それを庇って、自分が倒れたものであるから、せめて無事でいてほしいとアドバーグは思った。 何なら、自分を置いて逃げ出してもいいと考えていた。 自分が無事に目覚められた理由は今は考えない。 とにかく、辺りを見回して吉良が今どこにいるのかを探そうとした。 『ザンッ!』 「今の音は!?」 その音はアドバーグの後方から聞こえて来た。 まるで、何かが切断されるかのような音であった。 おそるおそる振り返り、アドバーグはその音の正体を確かめようとする。 「………へ?」 アドバーグは思わず、そんな間の抜けた声を漏らしてしまう。 そこで彼が見たものは… アーマージャックの右手から出現した光輪によって、吉良吉影の左腕が切断されている光景であった。 ◆◆◇ (死ぬのか?…俺様が?こんなところで!?) キラークイーンの手が自分に迫ってくるのを見て、自身の死を確信していたのはアーマージャックも同様であった。 触れた物を爆弾に変えて消滅させてしまう能力なんてものはにわかには信じがたい。 しかし、相手の言っていることがただのはったりだとも思えなかった。 少女は明らかに、自分を殺しきれるという自信に満ちあふれているように見えた。 『手で触れただけで爆弾にする能力』なんて信じず鼻で笑えば済む話という考えも思い浮かぶが、少女の『凄味』がそれを否定しているような気がした。 そういえば先ほどのキャタピラがついた謎の物体も爆発を起こしていた。 あれも同じ能力によるものだろうか? (くそっ!まだ女は1人しか楽しめていないのに…!こんなところで死んでたまるか!!) その瞬間、アーマージャックの中では様々な想いが渦巻いていた。 弱そうな相手に敗北し、手も足も出ない状態にされたことに対する大きなる悔しさ・屈辱、 不可思議な能力により訳も分からないうちに自分の命が刈り取られるという恐怖、 しかしそれでもまだ、アーマージャックは諦めていなかった。 『それ』が思い浮かび上がったのはほんの一瞬のことであった。 死が目前に迫る中、生存本能に押されたアーマージャックの脳はフル回転を始め、自身の生存のための手段を導こうとする。 そこでアーマージャックが見たものは、俗に言う『走馬灯』というものだったのだろう。 走馬灯を見る理由には、死が目前に迫った瞬間に今までの経験や記憶の中からそれを回避する方法を探すためだという説がある。 けれども、自身の記憶の中からは現状を打破する方法は見つからない。 これまでの戦いで、アーマージャックはほとんど一方的に怪獣や宇宙人たちを殺してきた。 そこに、自身のピンチを打破する手段は無かった。 しかし、それはあくまで『自分自身』の記憶の中での話であった。 アーマージャックが見た記憶の中には、この状況をひっくり返す手段が確かに見つかっていた。 しかし、それはアーマージャックにとって『存在しない』記憶であった。 ◇ その記憶の中で、アーマージャックは巨大な怪獣と戦っていた。 そこでは、アーマージャックは本来の身体とは別の身体で戦っていた。 否、それはアーマージャックの身体ではない。 記憶も、アーマージャックが経験したものではない。 それは、『ウルトラマンオーブ・サンダーブレスター』の戦いの記憶であった。 そこでサンダーブレスターが戦っていた怪獣は、全身からたくさんのとげを生やした禍々しい姿の大怪獣、 『大魔王獣 マガオロチ』だ。 アーマージャックは記憶の中で、その戦いのほんの少ししか見れていない。 それでも、『自分の死を回避する方法』を見つけ出すのは十分であった。 そしてその方法を実践したその瞬間、 アーマージャックは自分の中で『何か』が切れたように感じた。 ◆◇◇ 「……う、うぐあああああああッ!!何だこれは……一体何が起こったッ!!?」 「はあ…はあ…へ、へへへ………ひひひひひひひ!!はははははははははははははは!!!」 「キ、キラ殿ーーーッ!!」 吉良は一瞬、自分に起きたことを理解できなかった。 吉良の左腕は、肩の先から綺麗に切断されていた。 腕の切り口は、高熱により焼かれてしまったようでほとんど出血がない。 これは切り飛ばされた部分も同様だ。 しかし焼かれている分、吉良の左腕にはかなりの激痛が走っている。 その痛みは、歯を食いしばって耐えないと今にも気を失ってしまいそうなほどだ。 髪の左の方のエクステや、左耳の一部も切られている。 そんな吉良の様子を見て、アーマージャックは狂気的な笑い声を上げる。 アドバーグは驚き、慌てて吉良の下へと駆けようとする。 アーマージャックがここで使用した技の名は『ゼットシウム光輪』、 サンダーブレスターが持つ、切断力のある赤色の光輪を作り出す必殺技だ。 この技の記憶を見たアーマージャックはすぐさま右手でこれを発動させた。 そして、右腕を振るうことで自身を拘束していた『月に触れる』をはぎとり、その勢いのまま吉良の腕も切断したのであった。 「くそっ!貴様…よくも私の腕を…!」 「ああああっ!うがあああああっ!!」 吉良は腕を抑えたまま後ろへと後ずさる。 アーマージャックは右手からゼットシウム光輪を発動させたまま腕をさらに振り回すことで全身に纏わりつく『月に触れる』を全て焼き切って剥ぎ取る。 まだ残っている部分も締め付ける力が弱まったために後は力づくで抜け出せる。 アーマージャックは立ち上がり、吉良の目の前へと向き直る。 その姿は前に立ちふさがった時よりもなお色濃く、そして別次元な雰囲気をした、邪悪なプレッシャーを醸し出していた。 (こいつ、まだ能力を隠し持っていたのか!?いや、土壇場で使えるようになったのか!) 吉良は今、痛みに耐えながらかろうじて立ち上がっている状態だ。 先ほどシアーハートアタックで攻撃した時とは立場が逆の状態になっていた。 それでもまだ吉良はアーマージャックに目線を離さずに睨みつける。 「キラークイーン!!」 吉良はキラークイーンの手をもう一度自らの敵の方へと向かわせる。 左腕は失われているため、必然的に攻撃に使えるのは右手のみだ。 目覚めたアドバーグに能力を見られるなんてことを気にする暇はない。 この緊急事態においてそんなことを考えて隙を見せるわけにはいかない。 「があああああっ!!」 対するアーマージャックは拳を握りしめ、咆哮と共に全力でパンチを繰り出した。 「な、ぐっ、おおおおおおおおッ!!」 キラークイーンの手とアーマージャックの拳がぶつかり合う。 その瞬間、凄まじい衝撃力が発生した。 キラークイーンはスタンドでないものによる攻撃に傷つくことは無い。 しかし、防御のために動いたわけでもないため、相手のパンチの勢いをほとんどを消せなかった。 パンチの衝撃を吉良はほとんど喰らってしまい、さらに後ろの方へと吹っ飛ばされてしまう。 「ぐうっ!」 吉良は足から着地したものの、激痛により体が怯み、両膝と右手を地面へとついてしまう。 「ハア……ハア……コロス…コロス…コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス、コロス!!!」 一方、アーマージャックの方は突如壊れたラジオのように同じ言葉を繰り返し始めた。 そこには、知性というものが全く感じられず、まるで獣のようになっていた。 「これ以上キラ殿に手は出させませんぞ!私の渾身のキタキタ踊りを見よ!」 アーマージャックの前へとアドバーグが現れ出る。 そのまま彼は「ピ〜ヒャラ〜」という効果音と共に激しく踊り始める。 どうやら自分の踊りでアーマージャックを引き付けるつもりのようだ。 「ジャマダ!!ドケ!!」 「ぐあああっ!!」 しかしアーマージャックはそんな踊りには目もくれず、腕を振り払ってアドバーグを横へと吹っ飛ばしてしまう。 普段のアーマージャックなら、美しい容姿の女性がきわどい恰好でその踊りを披露すればむしろ喜んでレイプを仕掛けることであろう。 けれどアーマージャックはそんな素振りは一切見せず、目の前の女の姿をした相手を薙ぎ払って遠くへどかしてしまった。 ◆ 今のアーマージャックは、一種の『暴走状態』にある。 アーマージャックはこれまでサンダーブレスターの『ウルトラマンとしての技』を使ってこなかった。 せいぜい、その強力な身体能力に身を任せるまでであった。 説明書も破り捨てたため、技の使い方も知らない。 けれどアーマージャックは命の危機に瀕して、とっさに技を発動させることができた。 そのためか、アーマージャックはオーブ・サンダーブレスターにほんの少し『近づいた』。 サンダーブレスターはかつて、本来の変身者である『クレナイ・ガイ』も力を制御できずに暴走したことがある。 闇の力に飲まれたサンダーブレスターは、敵である怪獣どころか周りの街をも見境なしに破壊した。 今のアーマージャックはその時のサンダーブレスターに近い状態だ。 自分が『死』に近づいたことによる『恐怖』、 自分をこんな目に合わせた相手への『怒り』や『悔しさ』、 そういった負の感情やそれによるストレスが、二度の戦いによってついに限界に達していた。 これまでアーマージャックがサンダーブレスターになりながらも理性を保っていたのは、そもそも彼が闇に近い狂気に満ちた人物であったからかもしれない。 自分のことを正義のヒーローだと思い込むその性質が、力を制御する方向に作用していたのかもしれない。 だが今回において、アーマージャックは暴走した。 それは、ウルトラマンの力を使った事や限界以上に溜まったストレスといった要因が重なったと考えられる。 それ以外にも要因が考えられる可能性はあるが、とにかく今、アーマージャックは自分の本来の欲望も忘れて、ただ1人の標的の命を狙う存在となっていた。 ◆ 「エルドルさん!(くそっ!よりにもよってあんな遠くへ吹っ飛ばされるのか…!)」 吉良は今の絶望的状況を脱するために、キラークイーン第三の爆弾である『バイツァ・ダスト』の使用を考えていた。 この時間を巻き戻す能力があれば、今の状況をやり直すことができる。 時間が戻れば切断された左腕も元に戻せる。 バイツァ・ダストを発動させるために必要な条件は吉良が心から絶望すること、そして非スタンド能力者の無力な人間が側にいることだ。 吉良はその人間を爆弾に変え、時間を吹っ飛ばし、その人物だけが巻き戻る前の時間を知る状態にできる。 さらにこの能力は周りの人間も全て吹っ飛ばし、巻き戻った地点から元の時間に戻れば『固定された運命』に従ってもう一度敵を吹っ飛ばし、確実に殺害することも可能なのだ。 今の状況で、バイツァ・ダストに使える人物はアドバーグ・エルドルただ1人だ。 時間が戻った後に自分の能力をどう誤魔化すかはその時考えればいいことだとも思っていた。 しかし、アドバーグは薙ぎ払いで吹っ飛ばされ、街道に面した建物の壁にぶつかり、その壁にもたれかかる形となっている。 窓ガラスにぶつかったのか、そのガラスには網目状にひびが入っている。 一応、今回も命に別状はないようだ。 けれども、今の吉良がいる場所からは距離があり、自分が移動するよりも先にアーマージャックが自分に攻撃してくるだろう。 吉良はアドバーグには変に出しゃばらず、真っ直ぐに自分のいる方へと向かってきてほしかった。 しかし、そんな『もしも』を考えても現状は変わらない。 (こうなったら…最後の賭けだ!) 吉良は何とか足をよろめきさせながらも踏ん張って立ち上がる。 そして目線をアーマージャックの後方にある近くの門の方へと向け、そこにいるはずの人物を見る。 そこにいるのは、吉良が殺害するつもりであった東方仗助の身体の参加者だ。 その人物は吉良吉影が殺人鬼だという情報を見た可能性があり、時間の巻き戻しをやらせたらより自身にとって不利なことになるかもしれない。 しかし、吉良に一番近い場所にいる人物はもう仗助しか残っていない。 もし、相手の精神がスタンド使いだったらバイツァ・ダストを使用できない可能性もある。 スタンド使いではないにしても、肉体が元はスタンド使いの東方仗助のものであることが影響して使えない可能性も考えられる。 その点についても、吉良のこの判断は大きな『賭け』と言えるものであった。 ◇ 「大変……だ。わたしが……助けな…きゃ」 吉良が門の近くをよく見てみると、いつの間にかに東方仗助(犬飼ミチル)は意識を取り戻して立ち上がっていた。 左肩を手で押さえてふらついている相手を、彼女は顔を真っ直ぐに視線を一点に集中させていた。 ミチルが見ている一点、それは先を切断された吉良の左腕の部分だ。 ミチルが目を覚ましたのは、先ほどアドバーグ・エルドルがアーマージャックに薙ぎ払われて建物にぶつかったタイミングのことであった。 そして彼女が真っ先に目にしたのは、巨体を持つ赤黒いエイリアンの背と、その向こうに左腕を失った少女の姿であった。 ミチルはなぜいつの間にかこんな状況になっているのかは理解できない。 自分の身体で逃げる者を追いかけ、 途中で巨大な虫に出くわし、 その直後大きな音がしたとともに吹き飛ばされ、 頭を打って気を失ったところまでは覚えている。 だけど今目にした二人の人物はどちらも彼女には初見のものだ。 それでも、ミチルは左腕の無い少女が絶体絶命のピンチであることはすぐに分かった。 ミチルは自分のヒーリング能力でその少女を助けようと思った。 ミチルは今、身体が変わっている状態で自分の能力が使えるか否かについては考えていない。 とにかく、急いで少女の下へと向かおうとしていた。 そして、ミチルが立ち上がったそのタイミングで、件の少女もまたミチルの方へと顔を向けたのであった。 「………………何、だと?どういうことだ?一体何故だ!?馬鹿な……ありえない!!」 「え?」 ミチルを見たその瞬間、少女は表情を大きく変えた。 ミチルを見る前、少女は何かに助けを求めている顔をしていた。 その顔には、生き続けようとする意志が強く感じられた。 しかし、ミチルを見たその瞬間、彼女は驚愕の表情を見せた。 彼女はとてもうろたえた様子であった。 まるで、この世のものでは無い者を見てしまったかのように。 「何故クレイジーダイヤモンドがここにいる!?」 それが、彼女(彼)の最期の言葉となった。 ◇◇◆◇ 吉良吉影がバイツァ・ダストの発動を狙い、ミチルが吉良吉影を助けようと思った時、アーマージャックはトドメの必殺技の発動を開始していた。 暴走しているアーマージャックであるが、必殺技の使い方はゼットシウム光輪と同じくほぼ本能的に分かっていた。 「アアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛……!!」 低い唸り声と共にアーマージャックの両手に相反する二種類のエネルギーが集まっていく。 右手に闇、左手に光のエネルギーがチャージされていく。 広がる両手からほとばしるエネルギーがアーマージャックの前で白と赤黒いリング状の雷として形成される。 雷のリングが一瞬で収束し、それとともにアーマージャックは両手を十字に組む。 「デュワアアアアアアアアァァァァ!!!」 前面に再び雷の輪が形成される。 アーマージャックが叫ぶと同時に輪の中央に位置する左手から光線が発射される。 これぞまさしく、サンダーブレスターの文字通りの必殺技『ゼットシウム光線』である。 そして、赤黒い雷を伴ったその光線は真っ直ぐに吉良吉影の下へと飛んでいった。 もし、ここで自分の身を守ることに能力を使っていれば彼は生き延びられたのであろうか。 光線をスタンドで防げるかどうかは分からない。 スタンドを使わずとも、ギリギリで横に移動して躱すこともできたかもしれない。 けれど、そうはならなかった。 東方仗助の身体からクレイジーダイヤモンドが出現するのを見て、吉良吉影は足を止めてしまった。 最後まで生き延びて見せるという、自分の目的も一瞬だけ忘れてしまった。 本来ならこの島にいないはずの、自分を追い詰めた男の精神を象徴するそのスタンドを見て、吉良吉影は精神を大きく乱された。 吉良吉影の命運を分けたのは、そのほんの一瞬の出来事であった。 アーマージャックから放たれた光線は真っ直ぐと進み、吉良の少女としての身体を貫いた。 そして彼女(彼)は胸に大きな穴を開けて後方へと倒れ伏し、二度と動くことは無かった。 ◇ 「そ、そんな…キラ殿が、やられてしまった……!」 アドバーグは吉良が倒れる瞬間を見てしまった。 吹き飛ばされた後の彼はすぐに元の場所へと戻ろうとしたが、間に合わなかった。 光線に貫かれた吉良は既に物言わぬ骸だ。 「くっ…こうなったらせめて私が仇を………ん?」 悲劇を起こした下手人である人外の巨漢を睨むアドバーグ。 しかし彼の視線は別の人物の方へと向く。 その人物は先ほど吉良が治療(実際には殺害)しようとしていた男(精神は女)だ。 「早く、早く助けなきゃ…!」 その人物――犬飼ミチルは吉良吉影の遺体の方へと向かう。 明かな致命傷を負わされた相手でも、彼女はまだ治療を諦めていなかった。 ミチルは相手のことを何も知らない、だけど治療の手段があるならば、助けないわけにもいかなかった。 「そこの方、何をしているのですか!まだ魔物はそこにいるのですぞ!あなただって怪我をしているじゃありませんか!早くそこから逃げ……………あれ?」 アドバーグはアーマージャック(アドバーグは魔物だと思っている)がまだ何か仕掛けてくることを警戒してミチルに注意を促そうとする。 しかし、アドバーグが視線を変えてみると、アーマージャックの様子がおかしいことに気づいた。 『ドサッ』 アーマージャックの胸のカラータイマーの赤の点滅が止まった。 それと同時にアーマージャックは仰向けに倒れ伏した。 そして、アーマージャックの体から光が立ち昇った。 「………え!?に、人間!?」 光が消えた後にそこにいた人物は、さっきまでそこにいた赤黒い巨漢とは全く違う姿をしていた。 そこにいたのは、ただの人間の男であった。 突然の敵の姿の変化に、アドバーグ・エルドルはただ困惑するしかないのであった。 ◇ アーマージャックが変化した人間の男、その名前は『クレナイ・ガイ』、 ウルトラマンオーブの正体である。 この殺し合いにおいて、アーマージャックは『ウルトラマンオーブ・サンダーブレスター』として身体を与えられた。 しかし今、エネルギー切れなのかアーマージャックはウルトラマンから人間の姿に変化してしまった。 倒れたアーマージャックの体の横には二枚のカードが落ちている。 それらのカードにはそれぞれ、光と闇のウルトラ戦士の姿が描かれている。 宇宙警備隊の隊長でありウルトラ兄弟の長男、ゾフィー。 史上初めて悪の道に堕ちたウルトラマン、ウルトラマンベリアル。 サンダーブレスターの変身に使用される二人分のウルトラフュージョンカードがクレナイ・ガイとしての身体から分離されて地面に落ちていた。 ここで一つ、問題が生じる。 サンダーブレスターは本来、オーブの真の姿ではない。 ゾフィーとベリアルのカードがあって初めて変身できる形態である。 つまり、戦いの中で『変身解除』が行われる可能性もあるはずであり、実際に今回の戦いの後でクレナイ・ガイの姿に変わっている。 それでも、この殺し合いにおいてアーマージャックの身体は『ウルトラマンオーブ・サンダーブレスター』として登録されている。 他の場所に存在する、身体側の参加者名簿にもその名前で記載されている。 しかし今回の戦いの結末によって、アーマージャックの身体は『クレナイ・ガイ』のものになってしまっている。 つまり、身体の名前が異なるものに変わってしまい、このままでは登録されている身体の名前の通りではなくなってしまうのだ。 けれども、この問題を解消する方法は一応、一つだけ存在する。 アーマージャックに残された最後のランダム支給品、 その正体は所持している本人はまだ知らない。 その支給品の名は『オーブリング』、ウルトラマンオーブの変身アイテムである。 これに先ほど分離した二枚のカードをダブルリードすれば、アーマージャックは再びサンダーブレスターの身体へと戻ることができるのだ。 ただし、今の彼は気を失っているため、すぐに元に戻ることはできない。 これからサンダーブレスターが復活するかどうかは、まだ先の事と言える。 その前にはまず、アーマージャックが無事に目覚める必要もある。 光と闇の巨人の復活には、まだ少し時間がかかりそうだ。 ◆ 「お願いです…早く、目を覚ましてください…!」 犬飼ミチルは自身の能力を用いての治療を必死に試みていた。 はたから見れば、大柄な男子高校生が女子中学生の体を舌で舐めまわすという、変態的な行為をしているように見えるその光景はミチルにとっては治療現場だ。 そして、腕を切断され、胸に穴の開いた少女の体は、確かに修復されていた。 千切れ飛んで行った腕も、少女の体に引っ張られて戻ってきていた。 しかしそれは、犬飼ミチルの能力によるものではなかった。 ミチルの後ろには、今の彼女と同じくらい大きな体格を持つ人型の何かがいた。 その人型こそ、吉良吉影が死の直前に目撃したスタンド『クレイジーダイヤモンド』であった。 少女(吉良吉影)の肉体の損傷を修復していたのもこのスタンドの仕業だ。 ただし、犬飼ミチルはこのスタンドの能力によって修復が行われているとは思っていない。 そして、スタンドの像が出現していることにも気がついていない。 なのになぜスタンド能力は発動しているのか、 その理由は彼女は元々人を癒すヒーリング能力を有していたことに起因する。 精神の像であるスタンドの力を扱う上で重要なことは、できて当然と思い込む精神力にある。 自分がヒーリング能力を使えていると思い込んでいるからこそ、犬飼ミチルはクレイジーダイヤモンドに気づかずにその能力を行使することを可能としている。 「…やっぱり、ダメなんですか」 だが、例え体は修復できても、失った命までは取り戻せない。 少女の遺体は、欠損していた部分や穴の部分はおろか、ボロボロになっていた衣服まで完全に修復されていた。 綺麗に直ったその体は、今にも動き出しそうなほど死を感じさせない。 けれども、この体に存在した魂は戻ってこない。 「…ごめんなさい」 自分に非が無くとも、そんな言葉を呟かずにはいられない。 犬飼ミチルはこの少女の体に宿っていた者のことを全く知らない。 この人物がどす黒い魂をもって、彼女の殺害を計画していたことなんて想像もつかない。 それでも、彼女は助けられずに失われた命のために、悲しみの涙を流した。 斯くして、シンデレラの偶像の身体を手に入れようとした殺人鬼の魂は、この場から消失していた。 その魂が一体、今はどこに行ってしまったのか、「安心」のある場所にはたどり着けたのか、 いずれにせよそれを証明する方法は、今はまだ存在しない。 【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険(身体:二宮飛鳥@アイドルマスターシンデレラガールズ) 死亡】 ◆ 【E-6 街入口付近/早朝】 【アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ)@魔法陣グルグル】 [身体]:ヘレン@アイドルマスターシンデレラガールズ [状態]:疲労(中)、ダメージ(大)、側頭部にこぶ、背中に大きな痛みと小さい無数の裂傷、混乱気味、深い悲しみ [装備]:腰みのと胸当て@魔法陣グルグル [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1、最初着ていた服 [思考・状況]基本方針:キタキタ踊りの力で殺し合いを止めて見せますぞ〜 1:突如人間の姿に変わって倒れた魔物(アーマージャック)に警戒 2:キラ殿… 3:体は返すつもりだが、その前にキタキタ踊りの後継者を見つけたい [備考] ※参戦時期は魔法陣グルグル終了後です。グルグル2や舞勇伝キタキタは経験していません。 ※ジョジョの奇妙な冒険の世界について知りました。ただしスタンドに関することは知りません。 【犬飼ミチル@無能なナナ】 [身体]:東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険 [状態]:左背面爆傷、疲労(大)、深い悲しみ [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3 [思考・状況]基本方針:殺し合いはしたくない 1:助けられなくてごめんなさい… 2:シロを追いかけて止める [備考] ※参戦時期は少なくともレンタロウに呼び出されるより前 ※自身のヒーリング能力を失いましたが、クレイジーダイヤモンドは発動できます。 ※クレイジーダイヤモンドが発動できることには気づいていないようです。 【アーマージャック@突撃!!アーマージャック】 [身体]:ウルトラマンオーブ・サンダーブレスター@ウルトラマンオーブ [状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、全身のいたるところに火傷、気絶、クレナイ・ガイの状態へと弱体化、主催者に対するストレス(大)、二人組(エボルトと蓮)に対する苛立ち(大)、イトイトの実の能力者、ガキ(吉良吉影)に対する怒り(大) [装備]:馬のチンチン@魔界戦記ディスガイア [道具]:基本支給品、オーブリング@ウルトラマンオーブ [思考・状況]基本方針:主催者をぶっ殺す。そのために参加者を皆殺しにして優勝する。 1:………… 2:さっきの二人は絶対に殺す。特に女の方は徹底的に調教してから殺す。 3:男はそのままぶっ殺す。女はレ〇プしてから殺す。 [備考] ※製作会社公認のパロディAV『悶絶!!アーマージャック』の要素も混ざっております。 ※身体の持ち主のプロフィールは破り捨てました。怪獣と戦っていたという事以外知りません。 ※装備している馬のチンチンはほとんど破壊されている状態のため本来の効果を発揮しません。 ※ゼットシウム光輪、ゼットシウム光線を使いましたが、今後も自分の意思で使えるかどうかは後続の書き手におまかせします。 ※【クレナイ・ガイ@ウルトラマンオーブ】の姿になっています。オーブリングと近くに落ちているウルトラフュージョンカードを使えばサンダーブレスターに戻れます。 ※近くにゾフィーとウルトラマンベリアルのウルトラフュージョンカード@ウルトラマンオーブが落ちています。 ※悪魔の実の能力者になりました。水の中に落ちた場合、泳げずに溺れてしまいます。 ※周囲に【ラーの鏡@ドラゴンクエストシリーズ】、【ストゥ(制裁棒)@ゴールデンカムイ】、【物干し竿@Fate/stay night】、【月に触れる(ファーカレス)@メイドインアビス】、吉良吉影のデイパック(残りランダム支給品0〜2)が落ちています。 【ラーの鏡@ドラゴンクエストシリーズ】 アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ)への支給品。 「真実を映し出す」と言われている伝説の鏡。 原典においては何かに化けている魔物や、姿を変えられた者の正体を暴いて元に戻す効果がある。 ここにおいては、殺し合いの参加者の姿を映すと元の身体での姿が映るようになる。 ただし、その身体を元に戻す効果は無い。 【イトイトの実@ONE PIECE】 元は累の母への支給品。 超人系に分類される悪魔の実。 食べると糸人間となり、体から糸を作り出してそれを自在に操る能力を得る。 悪魔の実共通のデメリットとして、食べると水の中を泳げないカナヅチとなってしまう。 【ストゥ(制裁棒)@ゴールデンカムイ】 元は累の母への支給品。 アイヌの社会において、村人の中に窃盗や殺人など悪い行いがあった場合に制裁を加えるための物。 乱用は許されない。 【月に触れる(ファーカレス)@メイドインアビス】 吉良吉影への支給品。 ボンドルドが持つ武装の一つ。 無数の触腕を操る遺物で、極めて強靭で伸縮性も高い。 正確には遺物ではなく、原生生物由来の加工物を筒に詰めたもの。 アビスでしか採取できないので遺物とされる。 扱いにくさ故に等級は二級だが、ボンドルドは無数の自分を使ってこの遺物の要領を掴み、効果を劇的に高めるに至った。 ここにおいては初見でも扱いやすいよう、主催により少し調整が施されている。 【オーブリング@ウルトラマンオーブ】 アーマージャックへの支給品。 ウルトラマンオーブの変身アイテム。 光るリングの部分に二枚のウルトラフュージョンカードをダブルリードすることでフュージョンアップしたウルトラマンオーブへと変身する。 この殺し合いにおいては、変身できる形態はサンダーブレスターに限定されている。 もしゾフィーとベリアル以外のカードが存在したとしてもリードできないようになっている。 36 どこへ行くの姉畑先生 投下順に読む 38 分かつ希望の光、輝くのか、消えるのか 時系列順に読む 019 Bad Communication 吉良吉影 GAME OVER 犬飼ミチル 73 適者生存 アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ) 011 それぞれのジャスティス アーマージャック
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シールドあっても体力半分以下ならサーモで見えるのか…初めて知った -- (名無し) 2021-08-24 08 24 27 負傷者の熱感知が強すぎる、間違いなく全パッシブスキル中最強 -- (名無しさん) 2021-10-01 22 23 38 検証動画でサーモはシールド込みで半分以下の場合に発動することが証明されてましたよ。 あと、設置の方の第一の爆弾は中心部が600ダメで外周部が400ダメと、ダメージ分けがされてるみたいです。 -- (名無しさん) 2021-10-20 22 30 38 ↑情報提供感謝です。検証動画確認しました。 いつの間にか負傷者の熱感知の説明文書き換わってましたね… 更新履歴に書いてないので気づきませんでした 誰でも編集可能な分、誤情報が入っちゃうのは怖いですね 今度編集ルール明確化しますね -- (編集メンバーN) 2021-10-21 08 05 12 シアハの威力100ぐらいなら下げていいから三発投げさせてくれ…終盤の決定力ないんだから -- (名無しさん) 2022-03-08 17 06 24 いうて決定力の少ないキャラ吉良だけじゃないしな… -- (名無しさん) 2022-03-11 04 44 07 シアハを対処出来るキャラは簡単に対処出来る反面、対処出来ないキャラは運が大分絡むから難しいところではあるかな…。決定力補うなら通常火力をちょっとだけ伸ばすとかの方がバランスいいのかもしれない。 -- (名無しさん) 2022-03-12 01 58 52 キラは唯一チップなしで無限回ウルトが使えるキャラ、シアハはその補助に過ぎない そのくらいキラ上級者の爆弾化は強い -- (名無しさん) 2022-03-23 07 57 16 爆弾化は上手い人が使うとマジで強いよね。序盤のダービーの刺客に打って視線誘導とかもしてくるし -- (名無しさん) 2022-03-24 19 07 40 吉良はスキルが強いから総合的に見たら決定力が低いわけではない。無駄に最後まで生き残って終盤の決定力がマジでないリゾットよりは百倍マシ。 -- (名無しさん) 2022-03-24 19 12 00 まず、爆弾化の決定力が凄まじかったから第一の爆弾の射程減少のナーフをされたのに…決定力が少ないとはいったい -- (名無しさん) 2022-03-25 13 28 29 ↑弱体化される前の第一の爆弾なら刂ゾットのウルトより間違いなく強い。 というか、今回弱体化された第一の爆弾でも近接型の吉良が使う分には下手なウルトより決定力ある。 それに比べて刂ゾットのウルトは終わってる、メタリカするために近づいて、ダメージ与えきるのに爆弾化の3倍以上の時間がかかって、わざわざ近づいたのに遠距離型だからまた離れて、メタリカで倒しきれなかったらまたメタリカ付与するために近づく(or奇襲寄りの性能である射撃を警戒が強くなってる敵に当てなきゃいけない)。 -- (名無しさん) 2022-03-25 13 54 50 なんで壁抜きや、露伴の罠が修正されたのに、キラの床抜き爆弾は修正されないん? -- (名無しさん) 2022-03-29 08 29 15 ↑分からん。 正直、爆弾化の射程は短くせず壁抜け修正する感じに弱体化してほしかったわ。吉良は強いって言っても使う人が使えば強い類いのキャラなんだから、バグ技の修正以外は弱体化せんでよかったよ。 -- (名無しさん) 2022-05-06 02 47 07 ミス 壁抜け×→床抜き爆弾○ -- (修正) 2022-05-06 02 48 20 パッシブと通常攻撃の射程だけで上級者キル量産するのヤバすぎ -- (名無しさん) 2022-07-27 15 33 47 爆抜きは本来出来るべきキャラじゃないし消されても文句無いけど それなら代わりにダウン中の敵や死体、遠隔スタンドなんかにも設置出来るようにして欲しい -- (名無しさん) 2022-08-30 05 37 31 いまだに爆抜き修正されないの謎ですね -- (名無しさん) 2022-08-30 21 52 20 吉良って毎シーズン使用率高いよな -- (名無しさん) 2022-09-03 07 20 53 ウェザー実装で吉良は使う価値無し -- (ーんを湯ムユ) 2022-09-09 09 28 00 爆抜きに関してだけど、たぶん設置型爆弾の有効範囲が床上に届いちゃうから修正出来ないんじゃあないかね これを修正すると設置型爆弾の有効範囲が悲しいことになるからお触りを短くしてお茶濁ししたんやろう -- (名無しさん) 2022-09-16 12 30 51 設置した爆弾の周辺から感知した敵に向かって複数本レイを飛ばして、そのうち一本でも地形に全く触れていないものがあれば起爆できる...みたいな仕組みにすれば天井抜き修正できないかな ラスサバって確かUnrealEngineだったよね? -- (名無しさん) 2022-09-29 11 31 18 流石にプロだからそういうのは試してるんじゃない?それやると何かしらバグ発生するとか -- (名無しさん) 2022-09-29 17 20 44 流石にプロだから直せるけどあえて直してないと考えるべきでは… -- (名無しさん) 2022-09-29 17 39 31 ガード 遠隔 スタンでジャンケン方式になってると思うから遠隔スタンドの爆弾化は無理じゃないかな -- (名無しさん) 2022-10-01 09 33 18 貫通はバグじゃなく仕様なんじゃないの ヤドクガエルやロードローラーの効果も壁越しに伝わるし -- (名無しさん) 2022-10-08 07 53 12 だろうね、天井まるごと爆弾化してるってことなんでしょ。露伴のは触れる触れないじゃなくて見る見ないだから、見えてないのにスタンするのはおかしいし -- (名無しさん) 2022-10-10 10 40 46 その割には公式twitterのラスサバ攻略メモで紹介しないんよね グレーゾーンって感じ -- (名無しさん) 2022-10-10 10 58 04 壁抜き修正されたんですが 不具合修正される仕様って何だよ 何かしらのバグって何だよ あえて直してないって何だよ -- (名無しさん) 2022-12-17 17 09 29 あえて直してなかった、っていう意見で正解だぞ 以前から正路Pと直接話した人が「爆抜きは認識されてる」みたいなことTwitterで言ってたし配信で明らかに以前から知ってる口ぶりだったり 今回のシアハ強化も「この不具合の修正によって吉良が弱体化しちゃうので」だったしな なお露伴も巻き添えを食らった模様 -- (名無しさん) 2022-12-17 21 38 10 そもそもラスサバ攻略メモとかいうコーナーがある時点で 何というかラスサバ関連のツイートを巡回する担当者がいるわけよ Twitterで話題になってるバグ技を運営が認識してないってことは基本無い -- (名無しさん) 2022-12-17 21 42 18 シアハと踏み爆弾火力800は壊れる?妥当? -- (名無しさん) 2023-03-18 23 14 38 研究が進んできたおかげで対アナスイは運と実力のどちらかがあれば割と何とかなるようになってきた むしろキャラ相性がアナスイと丸被りしてるせいで対面有利なキャラが減り不利なキャラが増えてることを心配したほうがいい アナスイに強く吉良に弱いキャラって億泰とディアボロくらいしかいなさそう -- (名無しさん) 2023-03-25 12 18 33 吉良にとって相性のいい相手、悪い相手を教えてください -- (名無しさん) 2023-05-04 14 41 29 射程はウェザーアナスイと同等になったのかな これで自分の間合いを維持しつつ相手がゴリ押しで近づいてきたら爆弾化という動きがちゃんとできるようになった 農場以外なら6太郎に対する新たな脅威となってくれそう -- (名無しさん) 2023-06-08 06 01 11 対吉良だとシアハ回避する方法限られるよね。 -- (名無しさん) 2023-06-18 20 29 18 吉良同士ってこと? 基本シアハ後出しした方の勝ちだよ -- (名無しさん) 2023-06-19 00 29 05 でも結局、両方消耗するよね。そして屋根から見ている プレイヤーがにやけていると。ムカツく。まじでムカつく。 -- (名無しさん) 2023-06-22 21 57 01 爆弾2個は露伴みたいに設置したい! -- (イケメンはこのDIOだ!!) 2023-07-24 16 52 07 たまに階段に設置した爆弾が発動しても敵にヒットしてない場面を見かけるんですが、階段の爆弾ってどこに設置するのが当たりやすいんですかね? -- (名無しさん) 2023-09-03 00 49 03 階段を降りたすぐの辺りに置くと、相手が登ってくるときに90゜曲がるわけだから起爆地点から離れる距離が減って当たりやすくなる…はず -- (名無しさん) 2023-09-10 11 01 01 前提として吉良の設置爆弾はまっすぐ走り抜けると爆発が当たらない(康一除く) なので上の人が言うように爆発半径のうちに曲がり角が含まれるように置くとほぼ確実に当たる ただし相手が『カチリ』に反応して咄嗟に引き返したり窓を抜けたりすると追撃に失敗する場合があるので、自分がいるフロアでスタンを晒してもらえるように階段の中腹あたりに置くとベネかなと思ってます -- (名無しさん) 2023-09-14 02 36 29 爆弾を自分で点火したい人って少数派なのだろうか。 -- (名無しさん) 2023-10-16 23 00 43 原作では自由に爆破できたしわかる。 -- (名無しさん) 2023-10-17 16 14 32 シアハは弱いけどパンチの性能が高いから強化しにくいキャラ -- (名無しさん) 2023-11-27 21 57 21 シアハは追跡爆弾として使うと信用ならないけど直接ぶつける投擲武器と考えるとめちゃくちゃ強いよ アヴドゥルの参戦でシアハが死んだと嘆いてた人多いけど吉良アヴドゥルとか余裕で吉良有利(まぁ多分アプデでひっくり返るけど) -- (名無しさん) 2023-11-28 00 21 26 アヴと川尻との相性が最悪すぎる -- (名無しさん) 2023-12-07 22 06 34 シアハ爆発したら終わりじゃなくて1分間消えないようにして11秒毎に爆発するとかでよくね? すぐ環境的に使い物にならなくなるし -- (名無しさん) 2023-12-08 18 24 57 アヴドゥル、フーゴ、川尻と壁抜きっていうんですかね、炎上、毒、爆風で上階攻撃したり外から建物の内部攻撃出来るので、吉良の設置爆弾も壁中させて欲しいです。その際ダメージ半減以下になった状態でなら許される気がしています。 -- (名無しさん) 2024-01-03 17 00 14 正直、爆抜きだけは四部ボスの特権として修正しなくてよかったのではないかと思ってた。それで吉良が少しでも強くなるのなら普通に許されると思う。 -- (名無しさん) 2024-01-04 08 28 25 吉良は普通にパンチの性能が高いからなぁ 下手に爆弾が強くなるかわりにパンチが弱くなるくらいなら今のままで良いかな シアハくんはまぁうん解放レベル3でも良くないかなとは思う -- (名無しさん) 2024-01-08 17 48 18 長射程キャラや中距離ウェポン持ちが増えたしお触りの射程伸ばすくらいはしてもいいと思う シアハはポンコツな上に重いし爆抜きも消されたし -- (名無しさん) 2024-01-30 01 17 27 シアハはホント1発目はレベル3解放が妥当だなって感じがします。 アナスイにカイロマップのトラックに登られたんですけど、そのトラックさえ乗り越えられないですもん。 追跡性能が原作程の脅威になって無いです。 威力半減爆抜きとシアハの開放緩和or追跡性能上昇きて欲しいですね。 -- (名無しさん) 2024-02-12 00 38 11 シアハ3回でよくね?ポンコツだしダメ低いし -- (名無しさん) 2024-02-26 19 47 29 うん。いいと思う。1発目がレベル3開放でも構わないし、対面にシアハ3発抱えた吉良がいても正直そんなに脅威ではないとすら思う。 -- (名無しさん) 2024-02-27 13 54 05 シアハはダウンしても消えないようにして欲しいかな あと第一の爆弾が走り抜けられるのも勘弁して欲しい 起爆を早めてくれ -- (名無しさん) 2024-03-03 23 35 24 シアハのダウン時不消滅、起爆速度上昇賛成ですね。シアハ性能向上やレベル調整より恩恵ありそうな気がします -- (名無しさん) 2024-03-12 00 40 55 ラッシュめちゃ強いスキルまぁ強いウルト強いパッシブ強いと総合的に見ればゲーム中屈指のハイスタンダードキャラなんでパワーの面ではこれ以上望むべくもないかなー。成績も悪くないし 欲を言うなら爆抜き消した対価として調整目的じゃない原作再現や遊べる要素が欲しい 死体やダウン中の敵を爆弾化出来る(蘇生や死体用スキル使おうとすると起爆するけど急いで離れれば避けられる。ダウン中の相手は無傷だが死体スキルの残数は消失) アイテムを爆弾化出来る(これは取ると回避不可。1000ダメージ+アイテム効果消失) みたいなのください撹乱でしょ -- (名無しさん) 2024-03-13 22 30 34 ダウンした敵を爆弾化は空気弾やガオンみたいなペア戦クソゲーができそうなのでNG 空気弾のあれが許されるなら爆抜きは削除しなくてもよかったのでは -- (名無しさん) 2024-03-14 22 27 21 それこそガオン誘拐が許されるならそれくらいさせてくれても良くねって感覚で書いた 爆抜きは楽しくはあったけど吉良っぽいかと言われるとあんまりだった(というかまさに空気弾でやれって思ってた)から初期吉良らしく設置で遊ばせて欲しいんよな -- (名無しさん) 2024-03-14 23 49 14 アイテム爆弾化はマジで必要 真下の地面に設置すれば事足りる場合もあるけど農場だと走り抜けられちゃうし -- (名無しさん) 2024-03-15 17 18 02 吉良の性格的にも、お触り的にもリゾットみたいに足音小さくなってもいい気がする -- (名無しさん) 2024-03-16 12 26 53 変態サラリーマンと暗チのリーダーの運動能力が同じはシュールで草 -- (名無しさん) 2024-03-16 22 36 16 原作設定に反して殴り合いが強すぎるので運動不足を感じる吉良吉影(33)には移動速度の下方修正を与えても良いかもしれない 無論上にあるような何かしらの強化とトレードだが -- (名無しさん) 2024-03-21 23 34 14 シアハ発動中に左腕切り落とせるようにしてくれないかな。3フリーズとかウイルス解除できる代わりに体力に500ダメージとかで。実用性は低そうだけど。 -- (名無しさん) 2024-04-04 18 50 26 シアハくんは刺さらない場面が多いし何かしらのアッパーが欲しいところではある 制限時間無くして爆発が当たるまでトライし続けるとかあっても良いのでは -- (名無しさん) 2024-04-05 00 06 34 ダウンしても消えないようにしろ定期 -- (名無しさん) 2024-04-05 22 27 55 シアハは当たるまで追尾でよかっろとは思う、火力高くないし -- (名無しさん) 2024-04-06 19 39 51 アバッキオというイタリアギャングが新たに参戦して更に穏やかな一日を過ごすことができなくなった吉良吉影。 第一の爆弾はもちろん、無敵のシアーハートアタックさえ、リプレイされたムーディブルースを探知するせいで最終盤面まで隠れ切ってないと厳しい。 しかし、索敵能力もまた高いアバッキオ。設置した爆弾もお構い無しに家に上がり込み位置を特定、火力アップのオートパンチが襲ってくる。 -- (名無しさん) 2024-06-08 09 37 05 射程同じなのにあっちはバカスカ当ててくるから対アバッキオがしんどすぎる -- (名無しさん) 2024-06-14 21 19 35
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基本データ キャラクター名 川尻浩作(吉良吉影) スタンド名 キラークイーン ストレイ・キャット キャラタイプ 攪乱タイプ 操作難易度 ★★☆ 声優 森川 智之 注意 操作難易度は公式サイトに記載のものとなります。 更新履歴 アップデート履歴 キャラ概要 スキル《キラー・ラッシュ》 《空気弾》 《スタンドON》 《バイツァ・ダスト》 その他川尻の特性 ソロ戦の戦術 ペア戦の戦術 コメント欄 更新履歴 表示 23/11/25 ページ作成 23/12/06 実装されたため、「現在未実装キャラである」という旨の文を削除 以下の内容を追記 キラー・ラッシュ 330ダメージ 射程はしゃがみ歩き8.5歩分程度 空気弾 ダメージについて明記 空気弾自体は障害物を貫通しない 10秒経過すると起爆せず消える 空気弾のスピードは小走りとほぼ同じ 直撃時は川尻のすぐ近くでも起爆する バイツァ・ダスト 回復量を明記 発動すると特殊なスキル効果が全て解除される …など 23/12/08 各スキルの画像追加、バイツァ・ダストは約8秒前に戻る旨を明記 24/01/01 編集制限を解除 24/01/04 スキルの説明文、ソロ戦・ペア戦の戦術追記 24/01/17 2024/01/17のアップデート内容を反映 24/03/06 Rev.22.02のアップデート内容を反映 24/04/17 2024/04/17のアップデート内容を反映 24/06/14 空気弾のその他細かい仕様に水に触れた時の波紋について追記 アップデート履歴 24/04/17 アップデート詳細 「空気弾」の消費精神力を 640 → 950 に増加 24/03/06 Rev.22.02 アップデート詳細 レベルアップで得られる効果を下記のように変更 旧)Lv.4 「バイツァ・ダスト」解放 Lv.5 「バイツァ・ダスト」のシールド増加量+250 Lv.6 「バイツァ・ダスト」のシールド増加量+250 ↓ 新)Lv.4 なし Lv.5 「バイツァ・ダスト」解放 Lv.6 「バイツァ・ダスト」のシールド増加量+300 24/01/17 アップデート詳細 「空気弾」のダメージ量を下記のように変更 旧)爆発ダメージ(中心部) 800 爆発ダメージ(中間部) 400 爆発ダメージ(外周部) 200 ↓ 新)爆発ダメージ(中心部) 600 爆発ダメージ(中間部) 300 爆発ダメージ(外周部) 150 キャラ概要 4部『ダイヤモンドは砕けない』より、川尻浩作の姿に化けた吉良吉影が参戦。 吉良吉影の別ver…というわけではなく、全てにおいて全く異なる性能となっている。 R1スキルは爆弾化した空気弾を発射し、任意のタイミングで起爆するというもの。 射程・威力・攻撃範囲全てが優秀という強力な性能となっている。 罠爆弾により「待つ」戦法を得意とする吉良吉影とは対照的で、ガンガン敵を爆破していく攻撃的な戦法を得意とする。 アルティメットスキルは一回きりだが体力が0になった時に自動で発動し、川尻が復活するというもの。 言うまでもなく、バトロワにおいて復活可能であることは圧倒的なアドバンテージである。 非常に強力なキャラではあるが、空気弾の距離感が掴みづらく、狙った位置を正確に爆破するのが難しいという欠点がある。 真に使いこなすにはある程度練習が必要で、中~上級者向けのキャラであるといえる。 スキル スキル名 コマンド ダメージ 精神力消費量 解放レベル 備考 キラー・ラッシュ R2連打 330 120 レベル1 威力は中くらいで、射程が短い通常攻撃 空気弾 R1再びR1で起爆 直撃時 600爆風中心付近 300爆風外側付近 150 950 レベル1 敵からは見えない、爆弾化した空気弾を発射任意のタイミングで起爆可能 スタンドON L2長押し - - レベル1 スタンドを出したままの状態になり、各種スキルの発生が早くなる バイツァ・ダスト 体力が0になった時に自動発動 - - レベル56で効果向上 体力・シールドが回復した状態で復活する 注意 このページの操作説明はタイプA設定時のものです。 《キラー・ラッシュ》 擬音 発生条件 ドゴ 命中時 ゴッ 空振り時 通常攻撃。 威力は中程度で射程が短い(しゃがみ歩き8.5歩分程度)。 1発あたり330ダメージで初期体力の敵を4発、シールドが最大でも7発で倒せる。 R2ボタンを1回押すたびに1発攻撃が出て、精神力を120消費する(最大8回まで連続攻撃可能)。 画面中央の円が黄色の状況なら攻撃が当たるので建物の外にいるときに黄色くなったら注意しよう。 《空気弾》 擬音 発生条件 ウオォン 発射時 カチッ 起爆時 バグオォオーッ 爆発時 レベル1から使用可能なスキル。 R1を押すと敵からは見えない、爆弾化した空気弾を発射する。 発射中に左スティックで小走りでの移動が可能で、右スティックで空気弾の軌道を操作できる。 任意のタイミングで起爆可能で、爆発範囲内の敵にダメージと短時間のスタン状態を付与する。 精神ゲージ消費は950。 ●起爆方法とダメージについて クリックorタップで表示 起爆方法・ダメージは以下の通り。 発射中にR1を押す 爆風中心付近の敵には300ダメージ+短時間のスタン状態、爆風外側付近の敵には150ダメージ+短時間のスタン状態 川尻のすぐ近く(しゃがみ歩き7歩分程度の距離)に空気弾がある場合はR1を押しても起爆しない 空気弾を敵or遠隔操作中の敵スタンドに命中させる 命中した敵に600ダメージ+短時間のスタン状態を付与する 付近の敵にはR1で起爆した時と同じダメージ 川尻のすぐ近くに空気弾がある場合でも起爆する 命中時のダメージはセリフによって判別することができる直撃時(600ダメージ)「よし、正確に命中したな」 爆風中心(300ダメージ)「ふっ、命中したが吹っ飛んではいないようだ」 爆風外側(150ダメージ)「ちっ、しぶといやつだ」 ●その他の細かい仕様 クリックorタップで表示 発射中はキラー・ラッシュ発動不可 スタンドONしながら発動しても、発射中は精神力が回復しない 発射中にXボタンで起爆をキャンセル可能 自分が発射した空気弾の位置は障害物越しでも見える 空気弾が進むスピードは通常キャラの小走りとほぼ同じ速度 空気弾を操作可能な時間は最大10秒。この時間が経過すると空気弾は起爆せずに消える。 空気弾は障害物・窓を貫通しない(爆風は貫通する) 空気弾にラッシュ等の攻撃が当たっても起爆はしない 原作とは異なり、虹村億泰の空間けずりは空気弾に対して使用できない 広瀬康一の3FREEZEによってFREEZE!状態になっている場合、空気弾の移動速度が非常に遅くなる 農場の湿地、カイロの大橋の下、杜王町の橋の下にある水に空気弾が触れると波紋が出てしまう 川尻の立ち回りの要となるスキル。 主な用法は以下の通り。↓それぞれクリックorタップで詳細表示 1.離れた敵への攻撃 単純に遠距離攻撃として使用可能。 爆風は障害物を貫通するため、障害物越しの敵へ攻撃することも可能。 また、軌道を操作できる性質を利用し、屋内⇔屋外に対して攻撃をすることもできる。 周囲の安全を確保したうえで、ガンガン撃ち込んでいこう。 2.敵を動かす 爆破ダメージは通常の方法では防ぐことができず、そして範囲も広いという特徴がある。 自分に向かって空気弾を撃ちまくってくる川尻がいたら、否が応でもその場を移動しなくてはならない。 これを利用し、厄介な位置にいる敵を動かすことが可能である。 うまく使えば敵同士をぶつけることも可能。 3.こちらを狙ってくる敵への牽制 空気弾は敵からは見えない 爆風を食らうとスタン状態となって隙を晒すことになる 等の特徴から、対面した際にとりあえず撃っておくだけでも十分な牽制となる。 また、爆風によるダメージは各種ガード系スキルでガードされないため、通常のキャラに比べて強気に出ることができる。 対面時に使用する際はXボタンによるキャンセルも積極的に活用しよう。 どの使い方をする場合でも、最大の課題となるのは「距離感」である。 トレーニングモードを活用するなどして、狙った位置を爆破する感覚を掴もう。 《スタンドON》 L2ボタンを押している間はスタンドが出現しっぱなしになる。 効果はこちらを参照。 スタンドON時の共通仕様だが、スタンドは壁からはみ出るので、位置バレに注意しよう。 《バイツァ・ダスト》 レベル5 レベル6 シールド回復量 0 300(+300) 擬音 発生条件 ゴバッ 発動時 レベル5で解放され、ゲーム中で1度だけ使用可能なアルティメットスキル。 体力が0になると自動で発動。 全プレイヤーの位置が約8秒前の状態に戻り、川尻が体力・シールドが回復した状態で復活し、発動中の特殊効果がほぼ全て解除される…等の効果が得られる。 ●効果の詳細 クリックorタップで表示 全プレイヤーの位置が、川尻の体力が0になった時から約8秒前の状態に戻る(約8秒前の位置が再起不能エリア内である場合、生存エリアと再起不能エリアの境目付近となるよう調整される…という報告アリ。要検証) 発動した川尻は体力が1000、シールドが一定量回復した状態で蘇生する(シールドの回復量は上記の表を参照) ダウン状態となっていた全てのプレイヤーは体力を500回復した状態で復活する 様々な特殊効果が解除される 発動中のスキル効果(例えばジョルノのゴールド・E・レクイエム等)が解除される 発動時に設置されていた全ての罠(岸辺露伴のピンクダークの少年など)は解除される ●体力が0となっても発動しない条件 クリックorタップで表示 以下の場合、使用回数が残っていて体力が0となってもバイツァ・ダストは発動しない。 時が止まっている間に体力が0になった場合 再起不能エリア・水中のダメージによって体力が0になった場合 岸辺露伴のヘブンズ・ロックによってスタンド禁止状態になっている間に体力が0になった場合 言うまでもなく、バトロワにおいて復活効果は非常に強力である。 発動時、川尻以外のプレイヤーの体力・アルティメットスキル使用回数等は元に戻らないため、川尻にとって有利な状態となる。 任意発動不可であるため、プレイヤースキルが直接反映されにくい。 その分、効果を正確に把握しておくことが重要である。 特に、ペア戦では以下を意識することが重要。 自分の相方がダウン状態となった際、あえて敵に倒されることによって自分の相方が復活する 敵の相方をダウン状態にした際、自分が倒されると敵の相方が復活してしまう その他川尻の特性 精神力回復開始までの時間:1.5秒 ソロ戦の戦術 序盤 川尻はレベル5になるまでレベル上昇による恩恵が無い。 序盤は無理をしないことが大事。 中盤 基本的にはシールド回収を最優先。 そしてレベルが足りていないようであれば有利そうな相手を見つけて仕掛けていこう。 基本的には射程距離が短いキャラ・一気に距離を詰めることが可能なスキルを持っていないキャラを狙っていきたい。 バイツァ・ダストが使える状態であれば無理せず隠密しよう。 ただし、有利そうな敵・終盤に残っていると厄介な敵を見つけたらレベルが足りていても積極的に攻撃していくのも良いだろう。 敵を追いかけ回し、空気弾を嫌というほど撃ち込もう。 終盤 範囲が狭まったら残りのキャラを確認し、そこから戦略をはじき出して行動していこう。 自分が確保したいポジションに敵がいる場合は空気弾を撃ちこみ、場所を譲っていただこう。 バイツァ・ダストはほぼ全てのキャラに有効なスキルだが、時止め系アルティメットスキルとはすこぶる相性が悪い。 そういったスキルを持つ敵を優先して攻撃していこう。 疲弊しているプレイヤーが多いほどバイツァ・ダストの効果が輝く。 そのため、自分にとって有利な相手を残すだけではなく、残りの敵の体力を削っておくことが非常に重要。 最後の2人になった際、相性の良い敵だけを残すことができ、バイツァ・ダストを使うことが可能な状態であれば脳死で敵に突っ込み、ラッシュをぶちかまそう。 ペア戦の戦術 最序盤、相方のキャラが低いレベルでもスキル・ウルトが解放されるようであればチップを譲っていこう。 とはいえバイツァ・ダストは序盤~中盤でも十分役に立ってくれる。 序盤のチップ優先度は低めだが、配分は相方と相談しよう。 戦闘では常に相方との連携を意識しよう。 相方が射程距離が長いキャラを使っている場合はプレッシャーをかけて敵を動かし、相方が攻撃しやすくなるような位置に敵を追い込もう。 また、射程距離が短いキャラを相方が使っている場合や、敵が屋内に逃げ込んだ場合は空気弾を使って自分が攻撃役に回ろう。 状況に応じた切り替えが大事。 本ページの「バイツァ・ダスト」の項目に記載してある通り、バイツァ・ダストのペア戦における効果を理解しておくことが非常に重要。 弱点を敵に突かれないように立ち回り、強みだけを押し付けていこう。 コメント欄 GERがバイツァ・ダストにどう作用するのかは原作見てもわからんから難しい所ではあるよな 他の能力はあくまでスタンド能力だから「スタンドの先に行ったレクイエムが上回る」で通せてるけど、矢で進化した過去に戻る能力と矢で進化したレクイエムの無効能力どちらが上回るかはどうしても決めにくいよね。 -- (名無しさん) 2023-12-19 01 50 50 アイズオブヘブンでもザ・ワールド・オーバーヘブンの真実を上書きする能力に負けてたし時間を戻すのも有効と考えてもおかしくないんじゃあないの。原作再現するならGERで倒されたプレイヤーは永遠に負け続けてプレイヤーカードが二度と使えなくなるとかになっちゃうぜ。オ、オレは何回死ぬんだ!?次はど……どこから……い…いつ「襲って」くるんだ!?オレは!オレはッ!オレのそばに近寄るなああーッ -- (名無しさん) 2023-12-19 09 36 02 ヴァイツァも矢を二度刺しの強化能力だからレクイエムと同格でしょ、ラスサバで時止め中に発動出来ないのはボタン押せないからって話 -- (名無しさん) 2023-12-23 17 45 05 ウ゛ァイツァはスタンドではなく川尻自身に矢がささっているので、レクイエムレベルにはならない。 -- (無名さん) 2023-12-23 17 47 46 のでは -- (無名さん) 2023-12-23 17 48 01 そもそも敵意が無くて発動してるから関係ないんじゃ? -- (名無しさん) 2023-12-23 18 38 47 どちらも矢から得た次の進化だから互いにどう影響するのかわからないって話だと思う。 スタンド刺しレクイエムとスタンド使い刺し進化にどういう効果があって、どっちの方が上なのか同じなのかもわからないしね -- (名無しさん) 2023-12-24 11 52 16 なるほど -- (無名) 2023-12-25 21 25 42 ジョルノのGERとバイツァダストの件で個人的な意見だけども、 レクイエムで時間が戻る真実に到達させない事もあり得るけど 川尻(吉良)の主観だと発動できたって事になるからジョルノが 矢のパワーを発動する世界線に戻れるってのも可能と思う ただし原作の仕組む相手やらになると説明が長くなるので -- (名無しさん) 2023-12-25 23 23 38 バイツァ・ダストとき止め中使えないっぽい -- (名無しさん) 2023-12-26 19 18 36 未来に到達出来ないなら過去に逃げればええやんけってのはわりかし腑に落ちる仕様ではある -- (名無しさん) 2023-12-27 18 51 28 ↑↑使えないぽい、つうかPV時点から説明されてるだろ ヴァィツァの発動はボタン押さなきゃいけないんだから時止まってる間に死んだらそりゃあ使えんだろっていう単純明快な答え -- (名無しさん) 2023-12-29 03 26 50 ↑↑まあ、それよね 結果に到達出来ないだけで戻るのは出来るだろっていう キンクリは仮定飛ばして結果をいきなり出す能力だから、結果を永遠に出させないレクイエムとはそもそも相性悪いだろってはなし -- (名無しさん) 2023-12-29 03 29 33 3freeze食らった状態でもバイツァ・ダスト発動できますか? -- (名無しさん) 2023-12-29 16 09 35 発動すると思う -- (名無しさん) 2023-12-29 16 49 45 戦術来た -- (名無しさん) 2024-01-17 17 22 46 だいぶ今更だけど、ダウンしたプレイヤーが復活するのって早人の死を巻き戻したのが元になってるのか 全体的に初回発動(早人や救急隊員に取り憑かせて最初に巻き戻す時)を意識した仕様になってるっぽいな -- (名無しさん) 2024-01-25 19 12 55 川尻修正案 レベル2で空気弾解放(操作可能時間は7秒) レベル3で操作可能時間3秒延長(これで元々の操作可能時間の10秒と同じになる) レベル4以降は今と同じ これなら川尻の性能丸くなるかなって -- (名無しさん) 2024-01-28 03 43 34 空気弾発射時の擬音ってどれくらいの範囲まで聞こえるものなんですか? 有識者の方お願いします -- (名無しさん) 2024-02-05 19 42 59 このwikiの「擬音可視範囲」っていうページを見ましょう -- (名無しさん) 2024-02-05 20 21 12 ↑↑というかウルトをレベル6にするだけでいい -- (名無しさん) 2024-02-06 05 58 35 それな。結局、川尻の何が一番ヤバいってヴイツァ抱えてると「ウルト?ほん…それで?」が出来ること。 んで、こんなウルト強いのにレベル4解放は簡易過ぎるのと、強さだけじゃなく川尻だらけ+ヴイツァ解放が容易なせいでヴイツァ祭りになってるのがゲームテンポ悪くしてるんで、川尻の強さとは別にレベル6オンリーのウルトにすべき。 -- (名無しさん) 2024-02-17 08 16 46 川尻のバイツァ・ダストが連続で発動されたせいでせっかく射撃から逃げ切れたと思ったのにまた目の前に出されるなんて事があってからもうトラウマで…川尻撲滅したいんご(´・ω・) -- (近距離ぱわぁ型) 2024-03-01 23 51 59 レベル4で解放されるウルトを『空気弾のクッション』に変更。 バイツァと同じように自動発動するけど暗転はせずその場で無敵になり、シールドのみ500回復。 無敵の硬直2秒+無敵で動ける時間2秒付与(これによりお互い復帰攻めもカウンターも行けず戦況リセット)。 レベル6でバイツァ・ダストに変化。通算で1回のみ発動。 これで頼む -- (名無しさん) 2024-03-02 04 19 21 まあ、バイツァはレベル6にするべき それだけで大分弱くなる -- (名無しさん) 2024-03-02 06 34 24 バイツァレベル5解放、6でシールド+300にナーフ(最高で1300) -- (名無しさん) 2024-03-02 17 24 46 バイツァは6オンリーいいだろ……強さ以前に試合テンポ悪くしてんだから -- (名無しさん) 2024-03-03 16 34 52 この調整で勝率はともかく使用率が減るとは考えにくいな…次は空気弾操作中の本体の移動速度を下げるとかどう? -- (名無しさん) 2024-03-05 21 54 03 ディアボロの時も思ったけどウルト4→5はかなり取り回しが悪くなるから、少人数マッチ以外では大分発動しにくくなると思う -- (名無しさん) 2024-03-05 23 36 31 一番影響与えそうなのはペア戦でのチップ配分が難しくなることだな でもまだまだ魅力的な性能ではあると思う -- (名無しさん) 2024-03-06 10 35 49 空気弾が序盤中盤終盤安定して強い。できることが多すぎる レベル1のスキルの強さじゃない -- (名無しさん) 2024-03-17 02 24 22 ウルトの擬音って「ゴバッ」なんだ...今まで「ブバッ」だと思ってた -- (名無しさん) 2024-03-21 23 58 00 空気弾が強いのは同意だけどレベル2にするほど序盤が強すぎる訳では無いからレベル1のままでいいかな 空間削りレベル1とかはゲーム壊れそうだけど ブロッキング系や射撃系のスキル全般もレベル2解放が妥当 逆にフーゴアナスイはレベル1にすればいいと思う -- (名無しさん) 2024-03-22 13 01 39 普通に上手い川尻は序盤からガンガン空気弾で攻めてくるだろ つか空気弾はスキル吐くだけで大体の相手引かせられるから序盤から強いんであってね... -- (名無しさん) 2024-04-09 16 05 15 空気弾強すぎ。レベル3開放でいい -- (名無しさん) 2024-04-10 00 10 31 というか、川尻は元々の性能高かったけど、序盤~中盤をアヴドゥルが暴れることで川尻が終盤まで大人しくなるかつアヴドゥルはバイツァ発動しようと関係ないため川尻の勝率をいくらか下げてるって具合に、 川尻 超進化アヴドゥル 太郎 川尻………って三竦みになってたことでいくらか性能緩和されてて。 で、ラスサバ運営はアホだからSNSの情報鵜呑みにして実は強くない(実際、戦績もよくない)アヴドゥルも一緒に弱体化してるせいで、川尻は性能弱体と同時に環境強化されてるからプラマイゼロになってるのが現状。 川尻の抑止力が減ったことで、空気弾の強さが序盤から際立つようになったという。 -- (名無しさん) 2024-05-22 16 19 08 逆だったわアヴドゥル 川尻だわ -- (名無しさん) 2024-05-22 16 29 54 先日全国対戦をしていたら空気弾直撃の起爆と任意の起爆のタイミングが重なり空気弾が爆発しないバグを発見しました 戦闘中におきるとかなり致命的なのでご注意を -- (鈴仙・花京院・イナバ) 2024-05-26 14 35 53 こいつには雲バリアみたいなシールドがつく技はつけてくれないの? ストレイトキャットが本能で空気バリア貼ってたじゃん -- (名無しさん) 2024-06-11 16 32 35 バイツァ・ダスト前はヘイト高いのは当たり前だけど前シーズンで暴れてたからか後もヘイト高いのつらい。勝ち負け考えず来るやつ多すぎ。 -- (名無しさん) 2024-06-13 20 22 11 名前 コメント すべてのコメントを見る
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吉良吉影/武智乙哉は動かない ◆QyqHxdxfPY 『ども!ジナコさんッス!! ボク、これからもおぉっと悪いことしちゃいまぁーす! どういうこと?色んなこと!知りたい?みぃーんな知ってるッスよぉぉおぉ? この辺で起きてる事件ってぇ、みぃ~んなボクの仕業ッスからぁ!!』 B-6のマンション、1階の武智乙哉の住居。 アサシン“吉良吉影”はリビングにてノートパソコンと向き合う。 マスターである武智乙哉の私物だが、使用の許可は出ている。 彼は動画サイトにアクセスし、午前中にアップロードされたばかりの動画を見ていた。 B-10のケーキ屋を起点に始まった暴行事件のニュース映像だ。 (犯人の名は『ジナコ=カリギリ』…右手の紅い痣を見せびらかすように暴れている…) テレビのニュースで事件を知っていた吉良は情報収集の為にネットでの検索を試みた。 この大胆不敵な事件は既にネット中で話題となっている。 様々な目撃情報も囁かれているようだ。 それらの情報をざっと眺めた後、吉良は動画サイトにてニュースの映像を視聴した。 『うふふふ!あ!そぉだぁ!! アーカードの旦那ぁーwwwwww旦那ぁ、見てるぅ? 素敵でしょぉ?これwwww真っ赤っ赤な血ぃ、もっと見たいでしょぉ??? あははははーーー!!!もぉお誰も助かることなんてwwでwきwなwいwwwwww みぃーんなwwwお前らのせいだよぉおおぉwwwwわっかるかなぁ~wwwwwwww』 (それにしても…何が目的だ?狂っているのか、この女は…) このジナコ=カリギリという女。 余りにも大胆に、余りにも堂々と暴れている。 『犯行を隠蔽すること』が当たり前となっている吉良にとって余りにも理解し難い行動だ。 それどころか、マスターの証である令呪を自ら見せびらかしているという。 無計画、無警戒、無鉄砲。自分はマスターであると宣伝して回るかのような愚行。 もしかすると、何らかの目的があるのではないか。 (恐らく罠ではない。誘き寄せる為の手段としてはリスクが大きすぎる) 最初に考えたのは罠の可能性だが、吉良はそれをすぐに否定する。 理由は単純、余りにも目立ち過ぎているからだ。 陽動にしては事が派手すぎるし、撒き餌にしては当人が危険すぎる。 そもそも、ああも大胆に動けば誰だって警戒する。 まともな思考の持ち主ならばまずあんな罠を用意しないだろう。 (アレが罠ではないとして、何故あの女はわざわざ公の場で犯罪を犯した? その上マスターであることを衆目に晒すような真似を…自殺行為以外の何者でもないじゃあないか…) 『ジナコ=カリギリ』は何故あのような真似をしたのか。 奴は破壊行為、暴行といったくだらない犯罪行為でNPCの社会を敵に回した。 それだけでも不可解だというのに、剰え令呪の隠蔽すらせずに暴れているのだ。 はっきり言って、あの行動は当人が損を被るだけだ。 メリットがあったとして、それ以上にデメリットの方が格段に大きいだろう。 故に吉良は理解に苦しむ。 何の為に。 何を狙って。 何を得ようとして、あんな行動に出ているのか。 (いや、逆に考えてみよう…あの女がマスターではないとすれば) ふと脳裏を過ったのは一つの可能性。 あれは本当にマスターによる犯行なのか。 疑念に駆られるまま、吉良は自らの生前の記憶を探り始める。 生前の吉良が暮らしていた街には辻彩という女がいた。 天才的なエステティシャンにして、スタンド『シンデレラ』の使い手。 奴のスタンドは『他者の肉体のパーツを入れ替える』ことを可能とする能力だった。 生前、吉良は彼女を脅して利用したことがある。 殺人鬼としての正体が暴かれた際、『シンデレラ』を利用し他人に成り代わることで逃げ延びたのだ。 そこから吉良は事件の結論を導き出す。 (…変装による社会的攻撃) あの女は敵マスターに変装し、犯罪を起こすことで当人を陥れようとしているのではないか。 他の主従だけではなく、NPCからも敵として認識させようとしているのではないか。 ニュースや動画サイトを見た限り、『ジナコ=カリギリ』は堂々と姿を晒している。 聖杯戦争に関わる存在でありながら、周囲への警戒が余りにも薄すぎるのだ。 狙撃を得意とする弓兵、気配を消せる暗殺者にとっては格好の餌食になりかねないだろう。 逆を言えば、公の場に姿を晒そうと生き延びられるだけの自信があるということではないか? 奇襲や強襲を仕掛けられようと、やり過ごせるだけの力を持っているのではないか。 だとすれば、マスターによる変装の可能性は低い。 恐らくは――――『変装能力を持ったサーヴァント』による犯行。 (姑息な輩だ) 厄介な奴がいるものだと軽く舌打ちする。 変装能力を持つサーヴァント。 この推測が正しいとすれば、最も警戒すべき敵と成り得るかもしれない。 社会的攻撃でマスターが陥れられれば、隠密行動が一気に難しくなる。 学校に通うことも、どこかで身を休めることも、まともに生活することも厳しくなるだろう。 『警察から逃げながら戦い続ける』――――そんな展開になれば最悪だ。 吉良は不安や警戒を感じながら生活することを何よりも嫌っているし、聖杯戦争での立ち回りにおいて大きな痛手となる。 (出来ることなら始末を…いや、危険だな…それに私や奴を除けば26組の主従がいるのだ… 『本物のジナコ=カリギリ』が動く可能性もある…今は様子見をし、接触は避けるべきか…) 一先ず警戒はするが、手は出さない。それが吉良の結論だった。 そして、もう一つ気になったのは『アーカード』という名に対する数々の挑発。 この犯人とアーカードは敵対している可能性が高い。 もしかすれば、本物の『ジナコ=カリギリ』のサーヴァントこそがアーカードなのではないか。 これに関してはまだ情報が足りない。 いずれ情報は集めたいが、今はアーカードに関する考察は保留としよう。 (さて、B-4の重大な不正行為とやらも気になるが…近寄らぬが吉か。 通達を聞いた連中が何かしら干渉を起こす可能性がある…) 先の通達で伝えられた情報のことも頭の中で整理する。 B-4で重大な不正を行った者がいるとのことだ。 これに関してはニュースでそれらしい事件として報道されている訳でもない。 過剰な魂喰いにせよ何にせよ、そいつはルーラー以外の目を誤摩化せる程の秘匿を行える技量があるのかもしれない。 まだ情報が少ない為、判断は難しい。 兎に角、B-4には出来る限り近寄らぬが懸命だろう。 一息ついてノートパソコンを閉じようとしていた最中、頭の中で声が響いた。 『アーサシーン』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 憩いの時間はそう長くは続かない。 食事を取った生徒達は再び勉学に励むことになるのだから。 5限目の授業が始まりを告げてから間もない時刻。 席へと座り、教科書やノートを開く生徒達が黒板へと目を向ける。 教師は教壇に立ち、黒板に白筆を滑らせながらその内容を解説している。 現実だろうと。 虚構の世界だろうと。 授業というものは、本当に退屈だ。 窓際の目立たない位置の席に座る紫髪の少女は、窓の外へと目を向けながら思った。 机の上に教材こそ置かれているものの、基本的にはただ開いているだけ。 気が向いた時にノートへ板書して『授業を受けているフリ』をする程度だ。 教師の話はつまらないし、勉強は面白くも何ともない。 そもそも、この学園生活自体が『NPCとして割り当てられた役職』に過ぎない。 そう考えると、ますますやる気は起きなくなっていた。 今の彼女の頭に授業の内容は入ってこない。 何より、もっと気掛かりなことがあった。 (…ほむらちゃん) 退屈な授業を余所に、紫髪の少女『武智乙哉』は思考する。 ほんの数十分程前のこと。 一緒に昼食を取った中等部の学生『暁美ほむら』がマスターであると発覚した。 食事の際にほむらが水を零し、手の甲の令呪が露になっていたのだ。 5限目の授業が始まってからも、乙哉は彼女のことを考えていた。 (どうしよっかなー) ほむらをどうするべきか。 同盟を持ちかけるか。 先に殺しておくべきか。 それとも―――――――― ほんの十数秒程度の思考。 次の乙哉の一手が決まる。 『アーサシーン』 迷うこと無く念話。 乙哉は独断で動くより、一先ず従者との相談を選んだ。 それからさしたる間を置かず、乙哉の脳内に念話による男の声が響いてくる。 武智乙哉の従者であるアサシン――――吉良吉影のものだ。 突然の念話に少しだけ驚いたような様子でアサシンは乙哉に問いかける。 『どうした?恐らく授業中のはずだと思うのだが…』 『マスター見つけた』 何、と僅かに漏れるアサシンの言葉。 乙哉は発見したマスターに関する情報を語る。 マスターの名は『暁美ほむら』。 月海腹学園中等部二年に所属。 今朝に瞬間移動の件で話した少女と同一人物。 昼休み、昼食を取っている際に彼女の手の甲に浮かぶ令呪を発見。 水を零した際に令呪が見えた為、恐らくは化粧か何かで隠していたのかもしれない。 ―――――と、可能な限りの情報を伝えた。 『その“暁美ほむら”という娘……君から見て……どう思う?』 『かわいい』 『そうゆう意味じゃあなくてだな…』 マスターの躊躇いの無い言葉に少し呆れたようにぼやく。 少し戯けた様子の乙哉だったが、すぐに念話を続ける。 『何というか、ドジっ子だねー。そこがかわいいんだけど。 ちょっと前まで入院してたらしいし、運動神経も悪いみたい。 学校に一人はいるじゃん、如何にもいじめられてそうだなーって子。そんな感じ』 乙哉の個人的な印象混じりの説明。 だが、言いたいことは大雑把に伝わった。 アサシンは更にもう一つ気になることを問いかける。 『サーヴァントは確認しているか?』 『いーや』 きっぱりと答える乙哉。 彼女が確認したのはほむらの令呪だけだ。 サーヴァントに関する情報は無い。 そう、少なくとも乙哉の認識の範囲では。 少しだけ思考の間を置き、アサシンが再び問う。 『…一つ気になるのだが、今朝暁美ほむらは校門の前で突然瞬間移動させられた…そうだね?』 『ん?そうだけどー』 『その時の状況を改めて教えてくれ』 吉良が聞き出したのは今朝のエピソード。 乙哉が念話で連絡した『瞬間移動のようなもの』のことだ。 先の話でほむらがその被害者であるということは聞いている。 ほむらがマスターであると解り、アサシンはその不可解な現象に再び目を向けた。 『バスを降りて、ほむらちゃんと一緒に喋りながら歩いてた』 『それで学園の前まで来たんだけど、校門を通ろうとした瞬間にほむらちゃんが転んでた』 『何かに躓いてた、というより――――――ほんの一瞬だけ時間をスキップしたみたいに、瞬間移動してたよ』 『ほむらちゃんもよく解ってなかったみたい。でも、申し訳なさそうな感じでもあった』 と、乙哉は記憶している情報を全て語る。 自らの主観の範疇で可能な限り詳細に。 『暁美ほむらにとっても予想外の様子であり…しかし、申し訳なさそうでもあった…』 『そんな感じ。あたしが心配してあげてた時も、妙におどおどしてたんだよねー』 『ふむ…』 アサシンはその情報を咀嚼しながら、少しばかり彼女に感心をする。 数時間前のこととはいえ、その時のほむらの状況や動きを詳細に記憶しているのだ。 気楽な印象のマスターだったが、観察力に関しては中々優れている。 尤も、相手が少女だったからかもしれないが。 『マスターには何ら影響は無かったんだね?』 『うん、あたしは別に何ともなかったよ』 『そうか…校門にマスターを感知する何らかの罠が仕掛けられている可能性も考えたが…その線は薄そうか。 暁美ほむらだけが反応して、すぐ傍にいた君には無反応というのも流石におかしい…』 『他の連中を誘き出す為の撒き餌か、ほむらちゃんの注意を逸らす為か。 あるいはあたしが気付かなかっただけで本当に罠が仕掛けられていたか、だよねー』 そして、乙哉の語った情報の中で特にアサシンが引っかかった箇所は一つ。 “ほんの一瞬だけ時間をスキップしたみたいに瞬間移動してた”。 その現象には覚えがある。 生前に似たような現象と出会ったことがある。 スタープラチナ。 時間停止の能力を持つ最強のスタンド。 ごく数秒間だけ世界の時を止め、その中を自分だけが動けるという破格の異能。 端から見れば、その動きはさながら“瞬間移動”とすら言える。 アサシンにとっての最大の悪夢といえる能力だ。 生前、アサシンは時間停止能力に敗れて死んだのだから。 自らを仕留めた能力がこの地にも存在する可能性に内心で危機感を覚えつつ、アサシンは考察を重ねる。 他の主従を誘き寄せる撒き餌としての行動――――――――恐らく違うだろう。 『ジナコ=カリギリ』の事件に関する考察をしたからこそ、そう考えられる。 不用意に目立つ行動は却ってリスクの方がに大きい。それがマスターならば尚更。 周囲から疑いの目を向けられ、狙われるだけだ。 サーヴァントの依り代であるマスターがそんな無鉄砲な陽動を起こすとは考えづらい。 そもそも、暁美ほむらは本当に驚いている様子だったと乙哉も語っている。 ならば、もう一つの可能性。 それは『暁美ほむらの注意を逸らすこと』。 もしかすると、有り得るかもしれない。 例えば、暁美ほむらのサーヴァントが傍にいたとする。 サーヴァントは校門付近に存在する何らかの罠や仕掛けから、マスターの注意を逸らそうとしていたのではないか。 もし時間停止の能力を持つ者がいるとしたら。それが暁美ほむらのサーヴァントであるとしたら。 サーヴァントが時間を止めている最中に暁美ほむらを転ばせたと考えれば、確かに可能だ。 だが、時間を止めるという点に関してはあくまで推測に過ぎない。 他者に干渉出来る瞬間移動の能力かもしれないし、あるいは暗示の類いの能力かもしれない。 まだ能力の断定は難しい。 ただし、暁美ほむらのサーヴァントの仕業という可能性は高い。 消去法に近い考察だが、少なくともアサシンはその線で見ていた。 『…これは私の推測だが、瞬間移動は暁美ほむらのサーヴァントの仕業ではないだろうか。 目的は…君が仮定として挙げた、校門付近に存在する何かから暁美ほむらの注意を逸らすこと。 ほんの一瞬だけ時間をスキップしたように見えた、という言葉の通り…サーヴァントは時間に関する能力を有している可能性もある。 警戒が必要だろう…特に敵対の際には…』 アサシンは自らの考察を乙哉に語る。 能力は断定出来ないが、一応は時間停止の可能性も話すことにした。 乙哉はふむふむと頷くような反応を返してくる。 妙に冷静な反応だ。見せかけだけか、単にリアクションの薄い性分なのか。 一先ず、彼は可能な限りの考察を行った。 それ以上に、もっと気になることがある。 『所で、マスター…暁美ほむらと組みたいとか…思っていたりするか?』 『組みたいのと殺したいのが半々。でも、やっぱり組もうかなーって思ってる』 乙哉はそう答える。 彼女にとって暁美ほむらは極上の獲物だ。 おさげをちょん切りたいし、白い肌を切り刻みたいとも考えている。 しかし、彼女は同盟を優先することにした。 『そうか…』 『…ダメかな?』 『…私は君のサーヴァントだ、最終的に君の方針に従うつもりではある』 少しばかり間を置き、アサシンは言葉を紡ぐ。 『だが…隠していた令呪を気付かぬうちに晒してしまい、君にマスターであることを知られた… そんな些細なミスを犯した間抜けが同盟相手として使えるのか?そこが私の疑問だ』 『…アサシンだって醤油買いに行って敵に見つかるっていうお間抜けしちゃったじゃん?』 『………………』 すぐに口を閉ざした。 確かに彼は醤油を買いに行った際に他の主従に視認され、交戦さえしてしまっている。 痛い指摘をされてしまい、アサシンは何も言い返せない。 『というか、そうゆうドジっ子も組む相手としてはいいんじゃない? 『…何故そう思う?』 『カモは頭悪い方が楽じゃん』 どこか意地の悪そうな声色で、乙哉は言う。 『あたしさ、巣を張りたいんだよねー。 いわば蜘蛛の巣。飛んでくる蟲を捕まえて確実に喰らう為の罠ってヤツ』 何食わぬ表情で席に座りながら、乙哉は念話で淡々とそう告げる。 蜘蛛の巣。蟲を捉える為の罠。 成る程、そう言うことか――――アサシンは彼女の意図を理解する。 『…暁美ほむらがその罠、ということか』 『そ、だからあたしはほむらちゃんと組む。 ほむらちゃんを使って、他のマスターやサーヴァントの情報を掻き集める』 同盟と言っても、何も共闘関係を結びに行くつもりではない。 情報交換などを主とする、いわば不戦条約に近い同盟。 『そういった建前』で手を組みつつ、今日と変わらず友達として接し続ける。 ほむらが内気で穏やかな少女であることは短い関わりの中で十分に理解出来ている。 そんな彼女の良心に付け込むのが、乙哉の狙い。 大切な友人としての信頼を得ていけば、ほむらが勝手に助力してくれるようになるかもしれない。 友情という奇麗事を振りかざし、可能な限り相手を利用する。 乙哉は吉良に対しそれらの思惑を語り続ける。 『校門の前で突然転んだり、些細なミスで令呪を晒したり…あの子って多分、サーヴァント共々軽率でしょ? 丁度いいんだよねー、それ。身体を張って撒き餌になってくれるんだから。勝手に注意を引いてくれる。 あの子を使えば、あたし達が労すること無く学園のマスターを探れるかもしれないよ』 乙哉は何一つ悪怯れることも無く、そう語った。 友人となった者を何の躊躇いもなく利用する。 敵を釣る為の罠として平然と使う。 この少女は、快活で社交的だ。 それでいて、どうしようもなく狡猾だ。 アサシンは改めて認識した。 その性分には感心さえ覚える。 『しかし、本当に大丈夫なのか?利用は構わないが… 暁美ほむら…あるいはそのサーヴァントから警戒される可能性も…』 『いけるってー。あたし、ほむらちゃんの友達だもん』 乙哉はきっぱりと言ってのける。 ほむらが利用対象として使えると判断したからこその断言。 ほむらが内気で大人しい少女であると理解しているからこそ決めた指針。 それを認識したアサシンは、己のマスターを信じることにした。 ――――『時間停止能力』を持つかもしれないサーヴァントとの敵対を、一先ずだが避けられるかもしれない。 無意識のうちに感じていた思考もまた、乙哉の意見を受け入れる要因となった。 『なら君に任せる。何かあった際にはまた連絡を』 『了解っ、ありがとねー♪』 念話を切り、乙哉は再び日常へと戻る。 何事も無かったかのような表情で『学生』を装い続ける。 殺人鬼は自らが勝つ為の策を強かに思考する。 (授業終わったら、ほむらちゃんに連絡取ろっと) ほくそ笑むように心中で呟く乙哉。 携帯電話には『暁美ほむら』の連絡先が登録されている。 昼食後、乙哉が連絡先の交換を持ちかけていたのだ。 既に彼女はほむらとの繋がりを持っている。 後は『利用価値』を見極めるだけ。 蜘蛛は自ら動こうとはしない。 ただ巣を張るだけだ。 獲物を確実に喰らう為に、算段を重ねる。 【C-3/月海原学園/一日目 午後】 【武智乙哉@悪魔のリドル】 [状態]:健康 [令呪]:残り3画 [装備]:月海原学園の制服、通学鞄、指ぬきグローブ [道具]:勉強道具、ハサミ一本(いずれも通学鞄に収納)、携帯電話 [所持金]:普通の学生程度(少なくとも通学には困らない) [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を勝ち取って「シリアルキラー保険」を獲得する。 1.授業後にほむらへ連絡を取る。ほむらを利用して他の主従を探りたい。 2.他のマスターに怪しまれるのを避ける為、いつも通り月海原学園に通う。 3.有事の際にはアサシンと念話で連絡を取る。 4.用済みになったらほむらを切り刻みたい。場合によってはアサシンを動かす。 5.可憐な女性を切り刻みたい。 [備考] ※B-6南西の小さなマンションの1階で一人暮らしをしています。ハサミ用の腰ポーチは家に置いています。 ※バイトと仕送りによって生計を立てています。 ※月海原学園への通学手段としてバスを利用しています。 ※トオサカトキオミ(衛宮切嗣)の刺客を把握。アサシンが交戦したことも把握。 ※暁美ほむらと連絡先を交換しています。 【B-6(南西)/マンション(1F 武智乙哉の住居)/一日目 午後】 【アサシン(吉良吉影)@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:レジから盗んだ金の残り(残りごく僅か) [思考・状況] 基本行動方針:平穏な生活を取り戻すべく、聖杯を勝ち取る。 1.放課後マスターとの合流後に動く。具体的な方針もそこで決める。 暫くは家の中で適当に暇を潰す。 2.同盟しているものに警戒。同盟を組むのは気乗りではないが、最終的な判断はマスターに委ねる。 3.B-4への干渉は避ける。 4.女性の美しい手を切り取りたい。 [備考] ※魂喰い実行済み(NPC数名)です。無作為に魂喰いした為『手』は収穫していません。 ※保有スキル「隠蔽」の効果によって実体化中でもNPC程度の魔力しか感知されません。 ※B-6のスーパーのレジから少額ですが現金を抜き取りました。 ※スーパーで配送依頼した食品を受け取っています。日持ちする食品を選んだようですが、中身はお任せします。 ※切嗣がNPCに暗示をかけ月海原学園に向かわせているのを目撃し、暗示の内容を盗み聞きました。 そのため切嗣のことをトオサカトキオミという魔術師だと思っています。 ※衛宮切嗣&アーチャーと交戦、干将・莫邪の外観及び投影による複数使用を視認しました。 切嗣は戦闘に参加しなかったため、ひょっとするとまだ正体秘匿スキルは切嗣に機能するかもしれません。 ※B-10で発生した『ジナコ=カリギリ』の事件は変装したサーヴァントによる社会的攻撃と推測しました。 本物のジナコ=カリギリが存在しており、アーカードはそのサーヴァントではないかと予想しています。 [共通備考] ※一日目・午前中に発生した事件を把握しました。 ※暁美ほむらがマスターだと認識しました。 ※校門での暁美ほむらの瞬間移動は暁美ほむらのサーヴァントの仕業であると推測しました。 校門付近に存在する仕掛けからほむらの注意を逸らす為の行動であると考えています。 ※暁美ほむらのサーヴァントが時間に関する能力を持つ可能性を推測しました。 BACK NEXT 094 蟲のキャスターは餌を撒く 投下順 096 忍音 094 蟲のキャスターは餌を撒く 時系列順 096 忍音 BACK 登場キャラ:追跡表 NEXT 081 そして、もう誰にも頼らないのか? 武智乙哉 114-c days/best friend アサシン(吉良吉影) 104 殺人考察(前兆) ▲上へ
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『妄想科学読本<Case矢安宮重清 吉良吉影>』 普通の人間なら痛みで動くことすらできないほどの傷を受けてなお、矢安宮重明は動いていた。 彼の大好きなこの杜王町に潜む 「じょ・・・『丈助』の・・・ところへ行・・・く・・・ど」 『殺人鬼』から 「おらがッ!・・・『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ!」 みんなを守るため 痛む身体を精神力で動かし、矢安宮重明はついに教室にたどり着いた 「じょ!!」 だが・・・・・ 「丈助ッ!!」 運命は彼に味方しなかった 「ハッ!!」 扉の窓ガラスに写った殺人鬼『吉良吉影』の姿を目にし、矢安宮重明は『死』を覚悟した。 そこから先はまるでスローモーションにしたビデオを見ているような感覚だった ドアノブを触り、自分の腕が崩れていくさまをゆっくり見ているようだった 彼、矢安宮重明は薄れゆく意識のなかで考えていた。 「(パパ、ママごめんなさいだと。先に死んでいくおらを許してほしいど。ついに丈助たちに殺人鬼の名前も能力も知らせることができなかったど・・・)」 しかし薄れゆく意識のなかで、次第に『重ちー』の頭の中は両親や仲間への想いよりも純粋な疑問で一杯になった。 「(おらの身体は爆弾化され、髪の毛1万分の1本も残すことなく爆発していくのか・・・)」 「(待つんだど・・・・・『髪の毛1万分の1も残すことなく』・・・・だど?・・・・・ッ!!なんてことなんだど!!伝えなければ!!この恐ろしい事実を!!なんとか『丈助』たちに!!このままではやつに勝てない!!)」 「(おらの体重は110kgだど!!(文庫本版22巻「『重ちー』の収穫その2」参照)たしか『太っちょ』の人の体脂肪は30%くらいって聞いたことがあるど。だからおらの身体には33kgの脂肪が含まれていることになるど!!それから人体のたんぱく質もだいたい30%くらいだからたんぱく質も33kgあるんだど!それで!おらには肝臓に100gのグリコーゲンがあって、筋肉にはだいたい300g、合わせて400gのグリコーゲンがあるど!!これらのエネルギー量は脂肪1g=9kcal、たんぱく質1g=4kcal、炭水化物1g=4kcalだったから 脂肪33000g=297000000cal たんぱく質33000g=132000000cal 炭水化物400g=1600000cal 合計で430600000calあることになるど!! これをJ(ジュール)に換算すると、1cal=4.1868Jだから 430600000×4.1868=1802836080Jになるど!! つまり今おらの身体はそれだけのエネルギーを持った爆弾なんだど!! ダイナマイト1本あたりのエネルギーはおよそ80万Jだから 1802836080÷800000=2253.5451ッ!!! おらの身体は今『ダイナマイト2253本』相当の威力をもった爆弾なんだど!! 丈助たちに伝えなければ!!)」 「丈助―――――ッ!!」 本編へ続く
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~吉良吉影は静かに生き延びたい~ 第一話 外の世界から来た殺人鬼 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――――― ――――――――彼は、目を覚ました。 ―――――――――――――――― ――――――――――― ―――――ここは………………? 彼はゆっくりと体を起こし、辺りを見回す。見渡す限り真っ暗闇で、暫く何も見えなかった。やがて暗闇に目が慣れ、周りの景色が朧気ながら見えるようになる。 ――――――――そこはうっそうとした夜の森にぽっかりとあいた、彼岸花が咲き乱れる広場だった。 空を見上げたが、新月だからだろう、全く明かりのない暗黒のプロネタリウムが目に入るだけだった。 「――――――――なんだ…………? どうしてわたしはこんなところにいる……?ここは………何処なんだ………?わたしは…………」 彼は地面に座ったまま、どうして自分はこんなところに倒れていたのか記憶を辿る。 「(………確か…………私は【バイツァダスト】を発動させようとした………だが広瀬康一のクソガキに阻止され……承太郎に時を止められて………その後は……――――――――) 」 迫るタイヤ 犬に喰い千切られた左手 無数の手 引き裂かれる体 ――――――――さあ…?でも…「安心」なんてない所よ…少なくとも…―――――――― 「うあああああああああァァァァァァァァ――――――――!!」 全てを思い出し、男―――――吉良吉影は、絶叫した。 「(そうだ…私は死んで…………!)」 汗がダラダラと噴き出し、息が荒くなる。 ドグン――――ドグン―――― 一度はその鼓動を停止した心臓が恐怖に縮み激しく脈をうつ。 「(――――――――ッ!?)」 再び辺りを見回すと、さっきは気付かなかった光景がはっきりと目に飛び込んで来た。 そそりたつ卒塔婆 墓石代わりに積まれた石 散らばった人骨 辺りに満ちる【死の気配】と、撒き散らされた鮮血のように紅い華が、彼に否応なしに――――――――【死後の世界】というものがあるなら―――――――【安心】なんてない、【最悪の世界】を連想させる。 「――――――――ハァ―――― ―ハァ――ッ―ハァ― ―ハッ――――――」 (ば………馬鹿な……ッ!?まさか、まさかッ!? ここが【地獄】だと言うのかッ!!)」 彼は胸を押し潰す不安を押さえつけ、自分を裁く【鬼】が現れるのを迎え撃つため神経を張り詰める。 「(そういえば【スタンド】は使えるのだろうか?) 」 彼は祈るような気持ちで、自身の精神の片割れの名を呼んだ。 「【キラークイーン】!!」 彼の心に応えるように、それは隣に出現した。 猫とドクロを足して2で割ったような凶悪な顔、筋骨隆々の四肢、そして全身のドクロマーク。 彼の【スタンド】、【キラークイーン】だ。 「――――――――よし、【キラークイーン】は問題なく使えるな…………」 吉影はホッと安堵の溜め息を吐く。 ともかく、これで多少の危機には対応できる。 吉影の心に【安心】が染み渡っていき、同時に幾分か冷静さが戻ってくる。 「(――――――――ここで座り込んでいたって仕方ない。 地獄に森があるかは知らないが、どうも肉体は実体があるようだ。 それに、落ち着いて考えてみれば地獄に卒塔婆や墓なんてのも妙な話・・・ もしかしたらここは【地獄】ではなく、【この世】のどこかなのかも知れない。 それなら早くこんな場所抜け出して、人の営みのある場所に向かうべきだろう。)」 吉影は立ち上がり、辺りを見回そうとした時、 「うおっ!!」 吉影の目の前に、突然1人の人影が現れた。 「(――――――――なんだ、子供か…)」 彼の前には、一人の少女が立っていた。 ほっと息をはく吉影。 その少女はどうみても日本人には見えなかった。 森の闇に映える金髪、赤い目、白い肌、欧米人の風貌である。 「(どういうことだ……?こいつのこの【風貌】……… まさかわたしは日本から遠く離れた国まで飛ばされたというのか……!?一応英語は話せるが、この娘に通じるだろうか……?)」 ――――――――吉良吉影は、このとき、冷静さを若干喪失していた。 死後起床したばかりなのもあっただろう、が、何より自分の置かれた状況の把握に気を取られ過ぎていたのだ。 そう、彼は疑問に思う事はなかった。 『なぜこんな暗い夜の森の奥に、こんな少女が一人でいるのか』 さて、吉影はとりあえずその少女の様子を伺うことにした。 少女はまじまじとこちらを観察するように、現れてからずっと好奇の目で見ている。 「(何から話そう…取り敢えずは適当な挨拶を交わし、会話が通じるなら自宅まで案内してもらうとするか。 ここが何処なのかその後訊けばいい…)」 吉影が口を開こうとした時、 「――――――――ねえ、あなた………」 少女が口を開いた。 「(? こいつ……今なんと言った?日本語か? 聞き違いかもしれないが、一度日本語で話し掛けてみるか。)」 吉影は【いつも通りの】柔らかい物腰で、少女に話し掛けようとした。 「あの、すまないが――――――――」 その刹那――――――――! 「あなたは食べていい人類?」 少女がニィっと不気味に笑った。 ドドドドドドドド!! 「――――――――なァ…ッ!?」 瞬時にキラークイーンを構え、少女が放った光弾を弾く。 「うおおおおおおおおおお!?」 あまりに突然、かつ大量の光弾だったために、防ぎきれず、何発かが吉影に命中した。派手にブッ飛ばされ、樹に背中をしたたか打ちつけた。 「ガフッ…!」 地面に膝をつき、傷を抑える。肉が抉れていた。 「(いっ…今のは何だ……? 危なかった…!全弾受けていたら即死だった…!!…)」 常人なら今の数発でもしぬかもしれなかったが、彼はすぐに立ち上がり、構える。 「(何なんだこのガキは!? キラークイーンを見ていない様子からしてスタンド使いではないようだが……… 少なくとも、それに準ずる【超越した何か】を身に着けていることは間違いない・・・) 」 そいつは吉影をさらに好奇心をこめた目で見ていたが、やがて口を開く。 「ねえ、今何をしたの?私の弾幕を弾いたように見えたけど。」 「(………やはりこいつには【キラークイーン】は見えていないらしい。 このクソガキが何者かはまだ分からないが……ならばいくらか私のほうが有利!)」 「おい、お前。さっき私に食べてもいい人類かと訊いたが、君は人間ではないのか?」 「ああ、あなた私のことを知らないの~?もしかしてあなた外の人間?」 少女はあどけない表情で彼に質問した。 「……………………」 吉影は無言でポケットから何かを取り出すと、少女に向かって投げつけた。 少女はそれを手でキャッチし、 「何これ?甘そうな匂い…… なんだかとっても美味しそ~」 それ――――チューインガムを口に入れた。 「う~ん、甘~い♪」 ガムを噛みながら、少女は幸せそうに笑う。 「言っとくけど、これの代わりに見逃してくれなんて、聞くつもりはないよ? これを食べたらすぐにでも………」 「――――――――質問に…………」 「?」 「質問で返すなァァァ~ッ!!」 カチッ 吉影は【キラークイーン】のスイッチを押した。 ドグオオオォォォォ! 「きゃああああああああ……………!!」 少女が断末魔の叫びを上げた。 強烈な衝撃が彼女を内側から襲う。 少女はバタリと倒れ、動かなくなった。 「【キラークイーン第一の爆弾】………お前の脳ミソは3分の1ほど顔面とシェイクされた。」 吉影は倒れている少女を冷徹に見下ろし、呟いた。 「(――――――――スタンド使いではない、それは言える。 だが、あの【光の弾】は何だ?それにこいつは、自分は『人間ではない』かのような言動をした。 『食べてもいい人類』………『外の人間』…… 一体こいつは何でここはどこなんだ……?)」 「(――――――――考えても仕方ない………とりあえずは【今最優先すべきこと】をするとしよう………)」 彼は少女の死体に歩み寄り、見下ろす。 「――――――――フフフ…、しばらく出来なかったが、ここにあのクソッタレ仗助がいないことは確実…… 今なら安心して【彼女】を連れて歩くことができるぞ!」 【キラークイーン】の腕が振り上げられる。 「さあ………… 私の下に来い!!手首だけなッ!!」 【キラークイーン】の手刀が、振り下ろされた!! メキメキという音が静けさを破壊し、飛び散る鮮血が森の闇を塗り替える!! 「――――――――な…ッ……」 吉影が、絶句した。 「何だとォ……ッ?!」 吉影の顔が苦痛に歪む。 「そんな馬鹿な!?」 少女の手が、吉影の足を握り潰していた。 「ぐおおおおおおお!?」 足が悲鳴をあげる。 今にもちぎれそうだ。 「捕まえた~♪」 少女が顔を上げ、吉影の顔を見上げた。 その顔には傷も内側から力を加えられた跡も残っておらず、目は爛々と喜びに輝いていた。 もっとも、その輝きは子供の無邪気な笑顔とは程遠い、悪事が成功した時の邪悪な喜びからくるものだったが。 「(確かに効いたはずだ!脳をシェイクされてもこれほど元気など、たとえ人間でなくてもあり得ん!)」 「えへへ~さっきのはちょっと驚いたよ~。 でもこれで…逃げられなくなったね!」 「ぐあああああああ!!」 少女の手に力が加わる。足の肉は裂け、骨もヒビがはいってきている。 「(マ、マズイ!このままだと足を持って行かれる!!)」 「【キラークイーン】ッ!!」 スタンドの脚で少女の顔面を全力で蹴り飛ばした。 「きゃあっ…!」 少女は吹き飛び、木に打ちつけられてずるずると倒れた。 「ハア…ッハア……」 吉影は足の具合を確かめる。 「(クソッ!なんて馬鹿力だ…この足ではとても逃げられん……)」 吉影は舌打ちし、少女を睨み付ける。 「やっぱりあなた、普通の人間じゃあないね~。念力のような力なのか~?」 少女は先程と同じように平然と起き上がった。さすがに今回は頭から大量出血しているが。 「(畜生め……!何故あれほどの傷を受けて立っていられるんだ!?)」 腹に大穴があいている彼も大概だが、吉影は少女の頑強さに胸の内で毒吐く。 「さっきは不意討ちでやられたけど、今度こそ晩ごはんのメインディッシュにしてあげる!」 吉影は直感した、何かがくる!! 「【キラークイーン】ッ!!」 彼のスタンドに防御の構えをさせる。 「ブラックアウト!!」 少女が声を張り上げた次の瞬間、少女の体がどす黒い霧に包まれ、霧は瞬く間に吉影を飲み込んだ。 「(な、なんだこれはッ!?)」 吉影の視界は墨で塗り潰されたように黒一色に染まった。 「(まずい、これでは防御が…!)」 ドドドドドドドド!! 「ぐおおおおおお!?」 キラークイーンの拳を抜けて、十発近くの光弾が吉影の体を抉る。 「あぐあぁァァァァァァ――――――――ッ!」 暗黒の視界の中、衝撃で吉影の身体は宙を舞った。 突如視界に光が差し周囲の光景が見えるようになった。 彼はさっき立っていた場所から吹き飛ばされ、木の生えていない明るい場所に倒れていた。 「あ~っ、どうやら当たったみたい~♪」 少女は空に浮かび、こちらに近寄ってくる。 「(こいつ…命中したことが分かっていない…? つまりこいつも見えなかったのか? ということはこいつの能力は……『【闇】をあやつる能力』か!!)」 しかし分かってもどうしようもない。熱源を追尾する【シアーハートアタック】なら通用するかもしれないが、光弾が直撃して暴発する可能性が高く使えない。 「さあ…次でトドメだよッ!」 少女の体が再び霧に包まれる。闇が彼を呑み込もうと迫りくる。 「(こ…ここまでなのか………?わたしは……… せっかく生き残ったというのに……!またわたしは死ぬのか…!?このガキに喰われて…!?)」 彼は、空を見上げた。 月の無い漆黒の夜空は、彼の心情を反映するようにその暗黒なのっぺりとした面を向け見下ろしていた。 「(この【新月の夜空】のように……!【暗闇の絶望】の中死ぬというのか……ッ!一度ならず二度も………)」 その時、吉良吉影の脳内に最悪の情景が浮かんだ。 河川で 下水道で 解剖室で 広場で 街道で この地上のありとあらゆる場所で残酷に死に続ける自分の姿を。 「(まさか……これが【小道の力】だというのか…?永遠にこのわたしを【死】という地獄に捕え続け……【無間地獄】を味わわせようというのか…ッ? 【希望】なんてどこにも見えない・・・【地獄の底の底】に、わたしを閉じ込めるつもりか・・・? そんな…そんな馬鹿なァ…ッ!!)」 彼は、無意識に爪を噛んでいた。絶望、その二文字が彼の心を支配していた。 少女の放つ闇が、吉影に襲い掛かる。 「(――――――――いや……)」 吉影の瞳に、突如光が灯る。 「(わたしは、確かに死んだ……だが、今生き返っている。これはあり得ない【奇跡】……! まだだ……まだ終わってない!【運命】はわたしに味方しているッ! このクソガキはッ……!【試練】だ……!わたしが乗り越えなくてはならない【敵】だッ!)」 闇の霧が吉影の視界を染めた。 闇に包まれる吉影。 無差別に飛び交う光弾。 「さあ、今夜は久しぶりの人肉だ~♪」 少女ールーミアが能力を解除した。再び星の光が森の中を照らす。その星明かりの中には、さっき殺した人間の死体が転がっている…はずだった。 「えっ何で…?」 ルーミアが星明かりの中に見たのは、無傷で宙に浮かぶ吉影の姿だった。 「そんな、全弾当たったはず!だって何処にも弾が木とか地面に当たった跡が…」 「そうだ、確かに当たった。だが、それらが全く効いていなかったとしたら?」 「そ、そんな!?あなた……本当に人間?」 「いいや、私は吉良吉影……殺人鬼という名の鬼だ。」 吉影は、上半身だけが宙から現れたかのような不可思議な姿勢で浮かんでいた。もしスタンド使いがこの光景を見ていたら、トリックが分かっただろうし、もう少しさまになっていたはずだ。 彼は自分の身体をキラークイーンの腹部に収納し、身を守った。 つまり彼はキラークイーンを鎧にしたのだ。 「(【ストレイ・キャット】を入れていたスペースに、こんな使い方があったとは……… 窮屈であることを除けば、最高の防御だ。キラークイーンもかすり傷程度で済んでいる。)」 吉影は腹部の中からキラークイーンを見た。半透明でショッキングピンクの肉体は暗闇の中普段よりさらに禍々しく、不気味に、そして艶かしく輝いていた。 「くっ、だったらもう一度…」 少女が追撃を加えようと身構える。が、吉影はそれを制した。 「無駄だ、既に行動は終わっている!」 「ハッ!!」 ルーミアは自分の体を見た。 「そんな!?何でさっき吐き出したものが…」 彼女の服には、ガムがべったりと付いていた。 「お前は、自分の作り出した 闇の中で、ものを見ることが出来ない。また、お前は最初に闇を解除した時、闇を作った時と同じ場所にいた。つまり!!」 吉影が勝ち誇ったように叫ぶ。 「あの光弾乱射…自分も捲き込まれるんだろう?迂闊に動くと…!」 少女がギクッという擬音がよく似合う反応をした。 「そして、動けないなら目が見えなくともガムをぶつけることは容易い!」 少女ははっと気付き、ガムを取ろうとするが、なかなか離れない。 「遅い!!キラークイーン第一の爆弾!」 ドグオオオォォォォォォォォ!! ガムが爆発した。
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